はるか遠い昔から人と人をつなぎ、寛ぎの時間を彩る存在として日本が大切にしてきたお茶文化。1899はそんな“お茶”におもてなしの心を添えて時間に合わせた新しいスタイルでお届けし、お茶とのゆるやかな時代をお楽しみいただく場所です。 スタッフがライターを務めるCHACHACHAブログを通して、ゆるやかな時間を感じていただければ幸いです。
2019/05/25 ゆるやかな時間の話 森田輝
「類稀なる美貌を持ち、四半世紀経った現在でも人々を魅了する、"永遠の妖精"と謳われた女優がいます。そうオードリー・ヘップバーンです」 私が学生のとき、何気なく興味本位で受講していた「西洋演劇論」の女性の教授が、 なんだか楽しげに語っていました。 多分、数いる役者のな...
2019/05/18 一服のお茶のような話 太田菜穂子
ある日の午後、ふと、「茶」という言葉を使った慣用句やことわざが普段の生活にどのくらい馴染んでいるだろうと興味が沸いてきて、幾つか書き出してみました。最初に浮かんだのが「茶を濁す」。えっ、私には潜在的にこうした小癪(こしゃく)なまねをするような性...
2019/05/11 ゆるやかな時間の話 水野豊
前回のテイン(お茶)とカフェイン(コーヒー)のトリビア( by KONcierge )に因み今回もお茶とコーヒーについて徒然に話をしてみようかと。テイン(お茶)とカフェイン(コーヒー)の話を聞いてまず思い浮かんだのは、有名な老舗「喫茶室ルノアール」ですね。...
2019/05/04 一服のお茶のような話 KONcierge
ようやく気温の上下も少なくなり、すっかり春らしい陽気になってきましたね。 そろそろ新茶が採れ始める時期なので、春らしい気候の中 昼は冷茶でサッパリ、夜は温茶でゆったり、なんていうのもいいかもしれませんね。 さて、今日のブログ内容ですが、お茶に関する豆知識(というよりほぼトリ...
2019/04/20 一服のお茶のような話 山口沙織
週末、久しぶりに学生時代の友人に会ってきました。たらふく焼肉を食べながら、共通の趣味の話や、お互いの近況などを共有する、とても楽しい時間を過ごしました。シメにはクッパを食べ、更にデザートも食べました。もうちょっと話したいね~、と移動した深夜のカ...
2019/04/13 心の旅の話 森田輝
新潮文庫 池波正太郎 著 「男の作法」 。ふと、宴席で瓶ビールを飲んでいる時に、気持ちよく酔いながら思い出しました。 学生時代に読んだ、池波正太郎 著「男の作法」の瓶ビールの話。というのも、
2019/04/06 茶を食す話 太田菜穂子
何を思ってか、突然、ぬか漬けを作り始めました。子供の頃は、毎朝、母がぬか床をひっくり返して、色鮮やかに漬かった茄子、胡瓜、人参、大根をいただきながら、朝茶と共にたわいのない話が弾んだものです。母が不在のときは、必ずといってぬか床をかき混ぜるようにと頼まれて...
2019/03/30 一服のお茶のような話 水野豊
題名とは裏腹に頑張らなくていいです。毎年、新社会人に●●●型とか、●●●の傾向とか、様々なレッテルが張られますが、とあるアンケート調査によると2019年の新社会人の傾向は「頭では正解がわかるが、実践には自信がない」とありました。
2019/03/23 茶を食す話 KONcierge
季節性アレルギー性鼻炎、花粉症に効くお茶を知ってますか? 寒い冬が明け、最近一気に気温が上がってすごく春らしくなってきましたね。この季節といえば街中でマスクをしている人や、時には完全防備のゴーグルを...
2019/03/09 ゆるやかな時間の話 山口沙織
花粉がちょっと辛いけど、最近雨も多いけど、、、暖かい日差しが嬉しい気候になってきましたね。「レストラン1899お茶の水」のメニューも春仕様になり、お店のメニューブックもリニューアルしたのですが、このメニューブックってどうやって製作しているか知っていますか?...
2019/03/01 茶を食す話 森田輝
◆日本人として和食を知らねば!! もちろん、日本人として 和食、料理を知ること自体が意味あることだと思うのですが、 そのルーツを知ることは、「さらに料理を美味しくいただく」コツだと思うのです。 最近は、その辺を"ゆる~く"、 関連する書籍やインターネットで調べた...
2019/02/23 ゆるやかな時間の話 太田菜穂子
先日、知人と渋谷のグルメ店の話で盛り上がっていたときに、「オクシブが流行っているらしい。。」といわれ、「なにそれ???」と私。聞き違いかと思って何度聞いてみても、「だから、オ・ク・シ・ブ」としか答えてくれない。こちらも、一向になんのことやらわからず。しびれを切らした私...
2019/02/16 ゆるやかな時間の話 水野豊
もうすぐ春ですネ。春と言えば「出会い」です。ちょっと気取って「一期一会」について語ってみたいと思います。一期一会(いちごいちえ)とは、茶道に由来する日本のことわざ・四字熟語。茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会...
2019/02/09 一服のお茶のような話 KONcierge
先日ようやく、あの話題の映画 「ボヘミアン・ラプソディー」を観に行ってきました。 結果から言うと、 ものすごく良かったです。 QUEENを知らない人でも全然楽しめるし、 なんならQUEENのことを好きに なってしまうかもしれません。(笑) 僕は音楽のジャンルで言えば...
2019/02/06 茶を食す話 太田菜穂子
<日本各地のお茶の飲み比べ> 受付を終え席に着くと、1899のスタッフにより点てられた美味しい抹茶が振舞われた。今回のテーマ。 物心ついたときから母が淹れてくれる朝茶で一日が始まり、これまで緑茶...
2019/02/02 茶を食す話 山口沙織
先日、茶道のお稽古なるものに参加してきました。「お稽古」というと重々しいですが、先生をお呼びして、社内で月に一回行われているアットホームなもので、希望するスタッフが都合をつけて参加しています。だいたいみんなお点前の練習をしているのですが、「...
2019/01/31 一服のお茶のような話 水野豊
少々、大袈裟なタイトルですが、「東京マラニック2019~お茶deラン~」での実体験です。要は「空腹こそ最良のスパイス」という言葉にある通り、お茶にとっての最良のスパイスとは何か?という話です。マラニックとは、"マラソン"と"ピクニック"を掛けた造語で、
2019/01/26 茶を食す話 森田輝
和食ってなんだろう? "Which are Japanese traditional cuisines in this menu?" (このメニューのなかで、和食はどれですか?) 先日、RESTAURANT 1899 OCHANOMIZUで勤務中に...
2019/01/19 心の旅の話 太田菜穂子
仕事で海外を旅することが多いわたしは、最近訪れる国々でよく日本ブームさながら和食メニューや和物グッズを多く見かけるようになりました。とりわけ先進国でのことなのですが、現地の日本食レストランは首を傾げてしまうものも含めて相変わらず店舗が増え続けています。 <...
2019/01/12 茶を食す話 水野豊
最近、サードウェーブコーヒーの影響か、日本茶でも「シングルオリジン」という言葉を目にすることが増えています。特定産地の特定品種の特徴に合わせて製造された茶葉を、一杯一杯、適切なお茶の淹れ方で香りや個性を愉しむというものです。作り手のメッセージがお茶を通して...