
新茶を味わい尽くすレシピ7選
みなさんは今年の新茶を味わいましたか?
新茶とは、その年の一番初めに芽吹いた芽と葉でつくられたお茶のことですが、今の季節しか味わえない新茶の様々な楽しみ方をご紹介します!
新茶とは
新茶とは、その年の最初に育った新芽を収穫したもので作られたお茶のことで、別名「一番茶」と呼ばれています。
新茶は二番茶以降のお茶に比べ、旨味や甘味の成分が多く、一方苦味の成分が少ないとされており、また香りも若葉ならではの爽やかさが印象的です。
1899の新茶フェア
2025年5月1日から6月30日までの期間限定で「新茶フェア」を開催しています。
「新茶フェア」では、4か所の産地から取り寄せた新茶の提供のほか、アレンジドリンクメニューとして新茶ラテ、新茶ソーダをご提供中です。
飲料として新茶を楽しむだけではなく、2025年5月3日から11日までの期間で、新茶天ぷらのサービスも行いました。この天ぷらに使っている新茶は1899のスタッフが静岡県富士市の茶畑で手摘みした新茶の葉だったんですよ!(ブログはこちら)
そのほか、5月下旬には新茶摘みイベントも実施しました。

おうちで新茶を味わい尽くす
今回は、今の季節しか味わえない新茶を余すことなく楽しめるおうちメニューをたっぷりとご紹介します。
冷茶で楽しむ「水出し新茶」
新茶の水出しは、より新茶ならではの甘味や旨味を感じられます。 味わいがぎゅっと凝縮された冷茶になりますよ。
- 新茶の茶葉 5g
- 冷水 100㎖
- 氷 3個
急須に茶葉、冷水、氷を入れて20分待つ。

急須で淹れる「新茶」
新茶の淹れ方のポイントはやや低めの温度で淹れること。そうすることで、新茶ならではの旨味と爽やかな香りが際立つそうです。最後の一滴まで注ぎきることがポイントです。
- 新茶の茶葉 5g
- お湯 140㎖
お湯は一度沸騰させてから、温度を下げたものを使います。 温度の下げ方は、お湯を別容器に注いでから急須へ移すのが簡単です。また、お湯を湯呑に8分目まで注いでから、そのお湯を急須へ移すと湯呑も温めることができ、お湯の量も図れます。 一煎目は蓋をして30秒浸出します。 二煎目、三煎目はお湯の温度を下げずに、急須にお湯を移したら一呼吸くらいですぐに淹れます。 <動画「おいしいお茶の淹れ方」>

新茶の茶殻はおいしい?
新茶の茶殻はぜひ捨てずに食べてみてください! 新茶の茶殻は柔らかく、また、渋みや苦味も少なめのため、そのまま食べることができます。 少しポン酢をかけてさっぱりと食べるのもおすすめです。

まだまだある!新茶の楽しみ方
飲むだけではない新茶の楽しみ方をご提案します!
新茶シロップ
新茶の旨味を閉じ込めた新茶シロップをご紹介します。様々なアレンジで楽しんでみてくださいね。
- 新茶の茶葉 10g
- お湯 120㎖
- グラニュー糖 40g
- 氷 2個
作り方
①茶葉に少し冷ましたお湯を注ぎ、30秒待つ。
②計量カップなどにお茶を注ぎ淹れ、砂糖を入れてかき混ぜて溶かす。
③砂糖が溶けたらすぐに氷を入れてかき混ぜる。

新茶シロップでアレンジ広がる
新茶シロップはあんみつにかけたり、ヨーグルトにかけたりなど、手軽にお茶の風味をプラスすることができます。また炭酸やアルコールなどと合わせたドリンクメニューでも楽しめそうです。

茶葉まるごと!新茶のグラニテ
新茶の茶葉を丸ごと味わってみようと思い、茶葉ごとグラニテに!茶葉の味をダイレクトに感じる、大人なスイーツになりました。
- 新茶の茶葉 10g
- お湯 120㎖
- グラニュー糖 40g
- 氷 3個
作り方
①ミキサー(耐熱ガラスのもの)に茶葉と砂糖を入れ、少し冷ましたお湯を注ぎ、30秒待つ。
②スイッチを押して、軽く攪拌する。(3秒程度でよい)
③氷を入れ、ミキサーで茶葉が細かくなるまで攪拌する。
④タッパーなどに移し替え、冷凍庫に入れる。凍ったらフォークでほぐす。(この作業を3回程度繰り返す)

新茶がおかずの一品に!
渋みや苦味が少なめの新茶の茶殻は、おかずにもアレンジできます。
新茶の茶殻おひたし
まずはシンプルに新茶を味わえるお浸しに。葉が柔らかく、さわやかな苦味を感じられる上品なお味になりました!
- 新茶の茶殻
- だし醤油 少々
- 鰹節 少々

新茶の茶殻ふりかけ
新茶を三煎目まで楽しんだ後は、茶殻をふりかけに。水分を飛ばすように炒ることことで、ザクザクっとした茶葉の食感と旨味が合わさった、ご飯が進むふりかけになりますよ。
- 茶殻 2回分
- 砂糖 大さじ2/3
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
- ごま油 小さじ1
- 鰹節 ふたつまみ(4g程度)
- 白ごま 大さじ3
作り方
①茶殻をキッチンペーパーで包んでしっかりと水分を切る。
②フライパンで茶殻がパラパラになるまで炒る。(中火)
③鰹節、砂糖、醤油、みりんを入れ、水分がなくなるまで炒る(弱火)。
④ゴマ油、白ごまを入れなじむまで炒る(弱火)。
⑤完成したら、火を止めそのままフライパンに広げた状態で粗熱を取る。
⑥粗熱が取れたら密閉容器に移し替える。

新茶のお茶殻味噌
渋みや苦味が少なめの新茶の茶殻は、お料理に加えても味付けの邪魔になりません。茶殻を食べることは、茶葉の栄養素を余すことなくいただけるのが嬉しいですよね。お茶殻味噌はこんにゃくや豆腐、おにぎりなどに合わせてどうぞ。
- 茶殻 1回分
- 味噌 200g
- 砂糖 50g
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 卵黄 1個
作り方
①茶殻以外の材料を鍋に入れ、弱火で練り上げる。
②水気をしっかり絞った茶殻を加え、よく混ぜながら加熱する(弱火)。 豆腐田楽、茄子田楽など田楽味噌としても、みそ炒めなどにも使えそうです。

今回は新茶の様々な楽しみ方をご紹介しました。 飲料としても、スイーツやおかずにも、新茶アレンジをいろいろと試して楽しんでみたいですね。 1899両店では2025年6月30日まで「新茶フェア」を開催中です。また、1899の公式オンラインショップでは、1899オリジナルブレンド六煎茶の新茶を販売しております。 この季節にぜひ新茶を楽しんでみてくださいね。
