茶香炉の使い方とは?お気に入りの茶葉でリラックス!
初めまして、1899茶バリエの加藤です。
私は昨年の5月より、1899ブランドの中の「ホテル1899東京」にてお茶を淹れております。
突然ですが、みなさんはお茶をどのように楽しんでいるでしょうか?
お茶を飲んでリラックスする、お茶味のスイーツを食べて味を楽しむなど、様々だと思います。
私の場合、ほうじ茶を飲みながら、まったりとした時間を楽しむことが大好きです!
そんな私ですが、1899との出会いを機にお茶に興味を持ち、他にも新しい楽しみ方はないだろうか…と考えるようになりました。
そこで今回私は、茶香炉を使ってお茶の香りを楽しむことにチャレンジしてみました。
茶香炉とは?
使い方はもとより、そもそも茶香炉のことをご存じでないという方もいるかと思います。
茶香炉とは、お茶の葉に熱を加え、立ってくる香りを楽しむための香炉です。
現在私が働いているホテル1899東京では、フロントに茶香炉を置いています。
その茶香炉から漂うお茶の香りを楽しみながら、お客様にチェックインしていただけるようになっています。
恥ずかしながら、私はホテル1899東京に出会うまで、茶香炉のことを全く知りませんでした。
茶香炉では、主に緑茶の茶葉を利用するのが一般的とされており、中でも熱を加えても焦げにくい茎茶が適しているとされています。
そして緑茶の香りには、リラックス効果や疲労回復効果、消臭効果など、日々の生活に役立つ様々な効果があります。
みなさんの中にもいらっしゃるかもしれませんが、私はここ最近、コロナ禍での自粛生活のストレスや疲れに悩まされていました。
そのため今回、茶香炉を使用した緑茶の香りの「リラックス効果」で、心身のリフレッシュをしようと考えました。
茶香炉の使い方とは?
それでは、茶香炉の使い方はどのようなものなのでしょうか?
使い方が難しそうで購入をためらっている方も多いかと思いますが、実は茶香炉の使い方はとても簡単!
茶香炉には様々な形がありますが、基本的には茶葉を適量載せて、下から熱を加えるものがほとんどです。
ろうそくを入れられるスペースが用意されている茶香炉もあれば、電気で温める茶香炉もあります。
基本的な茶香炉の使い方は、決して難しくはありません。
茶香炉におすすめの茶葉
茶香炉の使い方自体は、さほど難しくないということはお分かりいただけたと思います。
では、茶香炉におすすめの茶葉とは、どのお茶なのでしょうか?
使用する茶葉は、どんなお茶でも問題ありません。
しかし、あまり細いお茶だと、熱量によってはすぐに干からびて、焦げてしまうかもしれません。
おすすめは茎茶。ある程度の太さがあるため丸焦げになることはないですし、価格的にも◎。
様々なお茶を試していただいて、茶香炉の香りの立ち方の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

マイ茶香炉を探して…
使い方も簡単だということが分かったので、私は早速、茶香炉の購入に向けて調査に入りました。
ところが、調べていくうちにある問題が生じました。
それは、ほとんどの茶香炉では、ろうそくやキャンドルといった「火」を使用するということです。
もちろん、使い方に気をつければ全く問題ないのですが、屋内での火の使用は、やはり火事の心配があり、購入をためらってしまいました。
しかし、どうしても香りでリラックスしたい私は調査を進めました。
すると、あるものを発見しました。それは、電球が発する「熱」を利用して、お茶の葉を焚くタイプの茶香炉でした。
これならば安心して使えるし、自室のインテリアの間接照明にもなると考え、少々値段は高かったものの、思い切ってこの茶香炉を購入しました。
いざ手元に届いてみると、ホテルのカウンターに置いてある茶香炉よりもサイズが大きく、初めは戸惑いました。
しかし、これは照明でもあることを考えると、そこまで大きいというわけでもないと感じました。
中には茶葉を入れる小さなカップがあり、それを電球の上にある金属板に載せて熱するという仕組みでした。
使い方も、そこまで難しくはなさそうです。

初めてのマイ茶香炉!
まずは手始めに、緑茶を焚いてみることにしました。
季節が夏だったこともあり、エアコンの下で焚いてみたところ、10分ほどで部屋に緑茶の香りが漂い始めました。
その後しばらく経つと、部屋全体が緑茶の香りに包まれました。
すると不思議なことに、いつもよりも心が落ち着き、リラックスして自室での時間を過ごすことができたのです。
身体の疲労回復につながったかは微妙でしたが、心の疲労回復にはぴったりだなと感じました。
しばらくして、取扱説明書に「長時間茶葉を同じ位置で焚き続けると焦げてしまう可能性があるため、適度にかき混ぜてください」と書いてあったことを思い出しました。
茶葉をかき混ぜるために中をのぞいたところ、焚き始めた頃は全体が深緑色だったのですが、場所によっては焦げ茶色になっていました。
どうやら使い方がうまくいかず、若干焦がしてしまったようです。
使い方を頭に入れて、茶香炉を上手に扱うことができるようになるまでには、どうやらまだ時間がかかりそうです。
次に私は、使い方にも気をつけながら、焚く茶葉の種類を変えてみました。
それまでは、ホテルでの仕事も含め、緑茶以外の茶葉を焚いたことがありませんでした。
そこで今度は、緑茶ではなく和紅茶の「紅優香」を焚いてみました。
紅優香の特徴は、飲んだ時に西洋の紅茶とは異なり、紅茶の香りが優しく香る点です。
そのため、茶香炉で焚いても香りの立ちが弱いのではないだろうか、茎ではなく茶葉そのものを焚くため、すぐに焦げてしまうのではないかという不安がありました。
しかし、物は試しということで焚いてみました。
すると、緑茶の時と同じく、10分ほどで和紅茶の香りが立ち始めました。
そして緑茶に比べて時間はかかったものの、最終的には部屋全体が、和紅茶特有のやわらかで優しい香りに包まれました。
ただ、やはり茶葉を加熱した影響か、次第に香りが和紅茶というよりも、ほうじ茶のような香りになってしまいました。
中の様子を見ると、初めは濃い赤紫色だった茶葉が茶色になっていました。
やはり使い方をマスターするには、まだまだ試行錯誤が必要なようです。

茶香炉はもっと気軽に楽しめます!
ここまで私の茶香炉初体験記を書いてきましたが、みなさんの中には「茶香炉なんて高そうだしちょっと…」「使い方が難しそう…」と思っている人がいると思います。
確かに茶香炉は比較的高価なので、手を出しにくいかもしれません。
ただし、使い方はこれまで説明したように、そこまで難しいものではありません。
さらに、実は100円ショップで購入できる商品の中にも、茶香炉として応用できるものがあります。
それが「アロマポット」です。
アロマポットのお皿に茶葉を入れて熱することで、茶香炉の雰囲気を味わうことができます。
また、私の茶香炉と同じように、アロマポットも焚いている間は間接照明のように使えるので、お部屋のインテリアのアクセントにすることもできます。
今回私は新しい茶葉を利用しましたが、出がらしの茶葉を焚いても香りを楽しむことができます。
その際は、天日干しして乾かすか、電子レンジで加熱し、出がらしに含まれる水分を飛ばす必要があります。
そのひと手間を加えるだけで、お茶の味を楽しんでから香りも楽しめるという、お得な気分を味わうことができます。
今までは、様々な方法でお茶を楽しむという時間は取りづらかったかもしれません。
ですが「おうち時間」が増えている今、お茶の新しい楽しみ方として、茶香炉を使った「お茶の香り」というものに注目してみてはいかがでしょうか。
きっと今まで感じたことのなかった、新たなお茶の世界に出会えますよ!




