
夏の定番、麦茶の魅力を再発見!麦茶ネタ20選
夏になると、どこの家庭でも冷蔵庫に常備されている麦茶。
昔ながらの安心感のある味わいは、子どもから大人まで幅広く愛されています。
でも、「麦茶って実は奥が深い!」ということをご存じですか?
今回は、日常的に飲まれている麦茶にまつわるネタを20個ご紹介します。日常の中での楽しみ方から健康面でのメリット、意外な使い方まで、きっと新しい発見がありますよ。
- 目次
- 1. ノンカフェインだから安心
- 2. 実は“お茶”じゃない?
- 3. 大麦には様々な品種が
- 4. 水出しと煮出しで味が変わる
- 5. 麦茶氷で“溶けても薄まらない”ドリンクに
- 6. 麦茶ゼリーで夏のおやつに
- 7. 冷房による冷え対策に「温かい麦茶」
- 8. 麦茶ラテで新感覚アレンジ
- 9. 麦茶を炊飯に使ってみる
- 10. 麦茶でお風呂?!
- 11. 熱中症対策にぴったり
- 12. スポーツドリンクとの違い
- 13. 麦茶に含まれる「アルキルピラジン」
- 14. 胃にやさしい飲み物
- 15. 麦茶の保存方法には注意!
- 16. ペットボトル麦茶の種類も豊富
- 17. 麦茶×フルーツで「デトックス麦茶」
- 18. 海外では「Barley Tea」として人気上昇中
- 19. お茶屋さんがつくる“本気の麦茶”を試してみて
- 20. 高級麦茶と安価な麦茶の違いとは?
1. ノンカフェインだから安心
麦茶はカフェインを含まない飲み物で、年齢や体調を問わず安心して飲むことができる点が大きな魅力です。特に小さなお子さまや妊娠中の方、カフェインに敏感な方にとっては、日常的に摂取してもリスクが少なく、体に優しい飲料として重宝されています。また、寝る前に飲んでも睡眠の質に影響しにくく、夏の夜の水分補給にも最適です。ノンカフェインでありながら香ばしく飲みごたえもあるため、健康志向の方にも支持されています。
2. 実は“お茶”じゃない?
「麦茶」と聞くと、緑茶や紅茶と同じように茶葉から作られていると思われがちですが、実際には麦茶には茶葉が一切使われていません。原料は大麦で、焙煎された麦を煮出したり水出ししたりして浸出するため、分類上は「雑穀茶」や「穀物茶」に該当します。つまり、名前に「茶」とついてはいても、いわゆる「お茶」ではないのです。これを知っていると、麦茶に対する見方が少し変わるかもしれませんね。
3. 大麦には様々な品種が
麦茶の原料として多く見かけるのが「六条大麦」「二条大麦」かもしれません。これらは、粒の数が多かったり、大きかったりする特徴があり、香りや甘さを生み出すのに最適な品種であると言われています。さらに、「六条大麦」や「二条大麦」と言っても、複数の品種があり、実は奥が深い。
市販されている麦茶の中には、複数の大麦をブレンドしており、明確に表示されていない場合もありますが、品種や産地によって微妙に風味や香りが異なるのも特徴です。また、焙煎の仕方や粉砕の粗さによっても味わいが変化するため、麦茶の奥深さを感じることができます。
4. 水出しと煮出しで味が変わる
麦茶は、浸出方法によってその味わいが大きく変わります。水出しの場合はじっくりと時間をかけて浸出するため、口当たりが柔らかくクリアな味になります。一方で煮出しは高温で短時間に成分を浸出するため、香ばしさと深みのある味が楽しめます。その日の気分や料理との相性によって、浸出方法を変えて楽しむことで、同じ麦茶でもさまざまな表情を見せてくれるのが魅力です。
(私の個人統計では、大半の方が「水出しで冷蔵庫に入れておく」スタイル。。。)

5. 麦茶氷で“溶けても薄まらない”ドリンクに
夏場に冷たい飲み物を飲む際、氷が溶けることで味が薄くなるのが気になる方も多いのではないでしょうか。そんなときに便利なのが、麦茶で作った「麦茶氷」。麦茶をそのまま製氷皿で凍らせておけば、氷が溶けても味が薄まらず、最後まで美味しく飲むことができます。透明なグラスに入れれば見た目にも涼やかで、ちょっとした工夫で夏のドリンクタイムがぐっとおしゃれになります。
6. 麦茶ゼリーで夏のおやつに
レシピを調べるとコーヒーゼリーのような見た目の麦茶ゼリー。
ゼラチンを加えて冷やし固めると、さっぱりとした味わいの麦茶ゼリーが完成します。砂糖を加えて甘く仕上げればスイーツとして、小さなお子さまのおやつにもぴったり。逆に無糖で作れば、カロリーを気にする方にも嬉しいヘルシーおやつになります。食後のデザートや、暑い日の間食としてもおすすめです。麦茶の香ばしさが口の中にふわっと広がり、新しい味覚の体験ができます。
7. 冷房による冷え対策に「温かい麦茶」
夏でもエアコンの効いた部屋に長時間いると、手足が冷えたりお腹の調子が悪くなったりすることがあります。そんなときに効果的なのが、ホットでいただく麦茶です。温かい麦茶をゆっくり飲むことで、内臓をじんわりと温め、体の芯から冷えを和らげてくれます。また、麦茶は胃腸にもやさしいので、冷たい飲み物で疲れた体にぴったり。夏こそ、温かい麦茶を取り入れて体調管理を心がけましょう。
(私の個人統計では、温かい麦茶を飲んでいる人は少数派。。。)
8. 麦茶ラテで新感覚アレンジ
麦茶に牛乳を加えることで、意外なほどまろやかで香ばしい「麦茶ラテ」が楽しめます。そこに黒糖やきなこ、シナモンなどを加えることで、カフェ風のドリンクにアレンジすることも可能です。アイスでもホットでも楽しめる麦茶ラテは、カフェインレスなので寝る前にも安心して飲めますし、子どもと一緒に楽しむのにもぴったり。自宅で簡単に作れる新感覚ドリンクとして注目されています。
(個人的な感想は、カフェラテに近い印象が。。。牛乳少な目がおいしいかも)

9. 麦茶を炊飯に使ってみる
1899でもほうじ茶を使ってお米を炊いていますが、水の代わりに麦茶を使ってごはんを炊くと、ほんのりと香ばしい風味が加わった、ひと味違うごはんが出来上がります。麦茶の成分が米に染み込み、和食にぴったりな優しい香りが広がるため、冷たいおかずや魚料理との相性も抜群との意見も。また、食欲が落ちやすい夏場でも、香りのおかげでごはんが進むという声も。少し冒険してみたいという方におすすめのアレンジです。
10. 麦茶でお風呂?!
煮出した麦茶を湯船に加えると、麦茶の亜鉛やカリウムが、美肌や健康効果に期待できる天然の入浴剤として活用できます。また、麦茶の香ばしい香りが気持ちを落ち着かせてくれるかも。ただし、一般的な緑茶と比較して、抗菌作用を持つカテキンがほとんどなく、代わりにデンプン質が麦茶に溶け出すため、雑菌が繁殖しやすく、腐りやすい、傷みやすいとのこと。長時間放置はNGです。
11. 熱中症対策にぴったり
夏は気温の上昇とともに大量の汗をかき、体内の水分とミネラルが失われやすくなります。麦茶はノンカフェインで刺激が少なく、ゴクゴクと飲みやすいのが特徴です。さらに、麦茶にはミネラル(カリウムやマグネシウムなど)が含まれており、汗で失われた栄養を補うのに適しています。外出前や帰宅後、スポーツの後など、日常のさまざまな場面で手軽に熱中症予防ができる麦茶は、夏の必須アイテムと言えるでしょう。
12. スポーツドリンクとの違い
麦茶とスポーツドリンクの大きな違いは「糖分」と「添加物」の有無です。スポーツドリンクは運動中のエネルギー補給に優れていますが、糖分が多いため、日常的に大量に飲むのは控えた方がよい場合もあります。一方、麦茶はカロリーゼロでノンカフェイン、毎日の水分補給に最適です。大量に汗をかいたときは、塩をひとつまみ加えることで簡易的な経口補水液としても機能します。健康志向の方には、麦茶の常備が断然おすすめです。

13. 麦茶に含まれる「アルキルピラジン」
麦茶の香ばしさの元となる「アルキルピラジン」という成分には、血流改善や血液サラサラ効果があるとされています。これにより、動脈硬化や高血圧など生活習慣病の予防にもつながる可能性があると注目されています。特に高齢者や健康リスクが気になる方にとっては、薬に頼らず自然な方法で健康維持に役立つ飲み物と言えるでしょう。日常の水分補給に麦茶を取り入れるだけで、健康習慣がひとつ増えるかも。
14. 胃にやさしい飲み物
麦茶は、カフェインやタンニンなど胃に負担をかける成分を含まないため、胃腸が弱い人や体調が優れないときにも安心して飲める飲料です。食後の一杯としてはもちろん、空腹時や風邪気味で食欲のないときにも、身体にやさしく染みわたります。また、刺激がないため、赤ちゃんの水分補給や離乳食期の飲料としても活用されています。まさに、世代を問わず愛される“おなかにやさしいお茶”です。
15. 麦茶の保存方法には注意!
手作りの麦茶は雑菌が繁殖しやすいため、保存方法には注意が必要です。煮出した麦茶はできるだけ早く冷まし、清潔な容器に移して冷蔵庫で保管するのが基本。2日以内を目安に飲み切るのが理想と言われています。水出し麦茶の場合も同様に、冷蔵保存と早めの消費を心がけましょう。また、ボトルやポットの口が広いものは衛生管理がしやすく、こまめな洗浄が可能なのでおすすめです。安心・安全に麦茶を楽しむために、保存管理はとても大切ですね。
16. ペットボトル麦茶の種類も豊富
コンビニやスーパーにはさまざまなメーカーのペットボトル麦茶が並んでおり、それぞれに個性があります。香ばしさを強調したタイプや、やさしい味わいのもの、硬水・軟水との相性を考えて作られた製品など、好みに応じて選べる楽しさがあります。最近ではオーガニック原料や無添加にこだわった商品も登場しており、健康志向の高まりとともに選択肢が広がっています。飲み比べをして、お気に入りの一本を見つけるのも楽しいですね。
(私は、いつも笑顔が似合うあの方の顔がついている麦茶を飲んでいます)

17. 麦茶×フルーツで「デトックス麦茶」
麦茶にスライスしたレモンやオレンジ、キウイ、ミントなどを加えると、見た目も爽やかで香り豊かなデトックスドリンクに変身。フルーツのビタミンCや酵素も一緒に摂取でき、リフレッシュ効果も抜群です。見た目もおしゃれなので、来客時のおもてなしドリンクとしてもおすすめ。透明ボトルに入れればSNS映えも狙えます。味・健康・見た目の三拍子そろった新しい麦茶の楽しみ方です。
18. 海外では「Barley Tea」として人気上昇中
日本では当たり前のように飲まれている麦茶ですが、近年では海外でも「Barley Tea」として注目を集めているようです。特に韓国や台湾では昔から親しまれており、最近ではアメリカやヨーロッパでも、ノンカフェインで健康的な飲み物として認知が広がっています。日本発の麦茶が世界の健康志向とマッチし、国際的に広がりつつあるのは、なんだか誇らしいことですね。
19. お茶屋さんがつくる“本気の麦茶”を試してみて
スーパーなどで手軽に購入できる麦茶も便利ですが、専門のお茶屋さんがつくる麦茶には格別の味わいがあります。厳選された六条大麦を丁寧に焙煎したものや、炭火焙煎による香り高いものなど、職人技が光る逸品が揃っています。価格は少し高めですが、その分香ばしさや深みが段違い。普段使いとは一味違う、“贅沢な麦茶時間”をぜひ体験してみては。
20. 高級麦茶と安価な麦茶の違いとは?
私はいつも同じ麦茶を飲んでいるので、ちょっと気になった件。
麦茶にはさまざまな価格帯の商品がありますが、その違いは一体どこにあるのでしょう。安価な麦茶は大量生産向けに作られ、原料の大麦の品質や焙煎の工程が簡素化されていることが多く、味や香りもやや平坦になる傾向があります。一方、高級麦茶は、品種選定から焙煎までにこだわり抜かれており、大麦の産地や焙煎温度、時間など細部まで丁寧に管理されています。その結果、香ばしさや後味に深みがあり、飲んだ瞬間に違いが分かるほどのクオリティを実現しているとのこと。(まだ飲んでみたことがありません。。。)また、粉砕の仕方も粗めで香りが残るよう工夫されていたり、ティーバッグの素材が無漂白だったりと、体にやさしい工夫も施されています。価格だけで判断せず、時には高級麦茶で“本物の味”を楽しんでみるのもおすすめです。
こうして見てみると、身近な麦茶にもたくさんの魅力と奥深さが詰まっていることが分かります。何気なく飲んでいた麦茶も、飲み方を工夫したり、原料にこだわって選んだりすることで、日常に小さな感動を与えてくれる存在になります。
今年の夏は、いつもより少しだけ麦茶に目を向けて、自分に合った楽しみ方を見つけてみませんか?
毎日の一杯が、健やかで心地よい暮らしにつながっていくはずです。
