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バレンタインデーにチョコレートを贈る意味、起源や由来とは?│1899 CHACHACHA BLOG
バレンタインデーにチョコレートを贈る意味、起源や由来とは?
バレンタインデーとは?
毎年2月14日に行われる恋人たちが愛を祝う日とされています。日本では女性から男性へチョコを贈るのが一般的ですが、諸外国では男性から女性へ愛を伝える日として、バラの花や花束、手紙などを贈ることが一般的だそうです。
バレンタインデーの起源と由来
起源は諸説あるようですが、名前の由来は聖ウァレンティヌス(聖バレンチノ・聖バレンタイン)というキリスト教の聖人にあると言われています。2月14日は、後顧の憂いを断ち切るため遠征する兵士の結婚を禁じたローマ皇帝クラウディウスに反対した聖バレンタインが殉職した日。当初は聖バレンタインの殉教を悼む、宗教的な側面の強かったバレンタインデーでしたが、14世紀以降に、恋人たちがプレゼントを交換するイベントとして定着していったと言われています。※諸説あります。
バレンタインデーにチョコレートを贈る意味
日本では、バレンタインデーにチョコレートをプレゼントするというイメージがありますが、そのチョコレートには、「あなたと同じ気持ち」「これからの今まで通りの関係で」という意味が込められているんだとか。恋人同士に限らず、感謝の気持ちを込めて家族や友人にも贈ることができそうですね。
チョコを贈るのは日本だけ?
日本では「女性から男性へチョコレートを渡す」ことがバレンタインの風習となっていますが、この「女性から男性へ」というのは実は日本独自の文化。調べてみると、1932年に洋菓子メーカーのモロゾフが日本で初めて〝バレンタインデーにチョコレートを贈る〟というスタイルを紹介したそうです。モロゾフの創業者が、欧米で行われている「バレンタインデーは大切な人に贈り物をする」という文化を日本でも広めたいと考えたことがきっかけだったとのこと。そして、このバレンタインイベントが日本で盛んになってきたのは1950年代ごろ。当時の製菓業界などの広告戦略もあり、バレンタインデーにチョコレートを贈ることが主流となったそうです。
ちなみに、バレンタインのお返しの日である「ホワイトデー」や、愛の告白として贈る「本命チョコ」、恋愛感情のない同僚などに贈る「義理チョコ」、友人同士で贈り合う「友チョコ」も日本独自の文化だとか。
海外のバレンタインデーの文化
海外では「男性から女性へ」贈り物をするのが一般的。イタリアやフランスでは、バレンタインデーは恋人たちの特別な日とされており、贈り物としては赤いバラが人気なんだとか。ドイツでは、花束を贈るほか、幸運のシンボルとされている豚をモチーフにした人形やスイーツを贈ったりもするそう。アメリカでは、家族でカードを交換したり、バルーンを贈ったりも。台湾やタイでは、バレンタインデーは男性が女性に愛を告白する日とされているようです。
海外のバレンタインデーは男性から女性へ贈り物をするのが主流のようですが、日本と同じように女性から男性へチョコレートを贈る文化が韓国ではあるそうですよ。
チョコレートと日本茶は合うの?
バレンタインの季節では、贈ったり、もらったり、チョコレートを楽しむ機会が一段と増えますよね。チョコレートというと、コーヒーと合わせて楽しむ人が多い印象ですが、日本茶とチョコレートの組み合わせはどうなのか、1899のスタッフであり、日本茶インストラクターの資格を持つ坂上克仁に聞いてみました!
おすすめの組み合わせ
Q. 日本茶とチョコレートの組み合わせのおすすめを教えてください!
A. 個人的には以下の組み合わせが好みです。
・旨み、渋み、苦みのバランスが良いタイプの煎茶は、酸味を感じられるタイプのチョコレート
・しっかりとした苦みや渋みを感じられる煎茶は、甘みがしっかりしたタイプのチョコレート
・香ばしさを感じられるほうじ茶は、ナッツが使われてたり、風味でナッツ感があるタイプのチョコレート
・華やかな香りの和紅茶は、同じようにフローラルな香りやベリーのような酸味を感じられるタイプのチョコレート
チョコレートだけではありませんが、特徴が似た者同士は失敗しにくい印象が強いです!
2月のティーカレッジでは、日本茶とチョコレートのペアリング体験会を実施いたします。
ぜひ、日本茶とチョコレートの組み合わせも楽しんでみてください。
バレンタインに作りたい「ほうじ茶生チョコレート」レシピ
ほうじ茶を使ったバレンタイン手作りチョコレシピをご紹介します!
口どけのよい、大人な生チョコに仕上がりますよ。
18㎝×18㎝の容器で冷やし固めると、2.5㎝×2.5㎝の生チョコが約49個作れます。
材料
生クリーム(乳脂肪35%) 180g
水あめ 20g
ほうじ茶茶葉 18g
チョコレート 260g
(本レシピでは、スイートチョコ130gとミルクチョコ130gを合わせて使用)
ブランデー 25g
(ブランデーなしでも作れます。水分量が減るので食感が変わってきます。)
(仕上げ用)粉糖とほうじ茶パウダーを10:1で混ぜ合わせたもの 適量
準備するもの
ボウル
鍋
ゴムベラ
万能こし器
四角形の容器(バットやケーキ型など)
(本レシピでは18㎝×18㎝の型を使用)
クッキングシート
ラップ
手順
事前準備:生チョコを流し込む容器に合わせてクッキングシートを切ってセットしておく。
①チョコレートを刻んでボールに入れる。湯煎でチョコレートを溶かす。
②鍋に生クリーム、水あめとほうじ茶茶葉を入れて、火にかける。沸騰したら火を止め、ラップまたは蓋をして3分、煮出す。
③上記②を濾しながら、①に加える。茶葉をぎゅっとゴムベラで押して、最後まで入れる。
④ゴムベラでよく混ぜてチョコレートを溶かす。
⑤ブランデーを入れてつやがでるまでよく混ぜる。
⑥クッキングシートを敷いた容器に⑤を流し込み、平らにする。
⑦冷凍庫で1時間以上冷やし固める。
⑧冷やし固まった⑦の生チョコをクッキングシートごと取り出す。
⑨粉糖とほうじ茶パウダーを混ぜ合わせておく。(粉糖がダマになっている場合はふるっておく。)
⑩お湯で温めた包丁で2.5㎝角でカットする。(途中で生チョコが柔らかく取り扱いにくくなった場合は再度冷凍庫に入れて冷やしてから作業を行うと扱いやすいです。包丁を温めた時についた水分はしっかりとふき取ってからカットしてください。)
⑪カットしたものから、⑧をまぶす。
⑫お好みの容器やお皿に盛り付けて完成。
ちなみに、現在1899両店舗で、チョコレートを使用した限定ドリンクとパフェがセットになったバレンタインプランや、和紅茶チョコレートラテを期間限定で販売中です。お茶とともに過ごすバレンタインはいかが。