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福岡の高級茶「八女茶」を味わおう|1899 CHACHACHA BLOG

2023/03/04 茶を食す話 山口沙織

福岡の高級茶「八女茶」を味わおう|1899 CHACHACHA BLOG

皆さんは、「お茶の産地」といったらどこを思い浮かべますか?

生産量が国内一位の静岡県や、抹茶との所縁の深い京都府は言わずと知れた名産地ですし、以前ブログでご紹介した後発酵茶の生産地、四国地方が浮かぶという方もいらっしゃるかもしれません。

日本ではたくさんの地域でお茶が作られていますが、欠かすことができない日本茶の名産地の一つは、八女茶でおなじみの福岡ではないでしょうか。

 

高級茶として知られる八女茶

八女茶といえば高級茶として有名ですが、なんとこの春、発祥600周年を迎えたそうなのです。
1423年から続いているとは・・・その歴史に重みを感じますよね。

八女茶は、「芽重型」という栽培方法で、芽数を少なく、枝葉をしっかりと大きく育てることにより、品質の良い一番茶がとれるのだそうです。
量よりも質を重視した栽培方法、というとイメージしやすいかもしれません。
高級茶と言われるのにも、この丁寧な栽培方法が関係しているのではないでしょうか。

そうして育てられ、仕上がったお茶の味は、あまく、うまみが強いと言われています。

 

また、八女は全国でも有数の玉露の産地でもあります。

玉露は、濃厚な出汁のようなうまみが特徴のお茶で、一般的な煎茶などに比べると栽培に手間がかかり、技術が必要であるため、日本茶の中では高級茶に分類されています。
その中でも伝統的な技法にこだわって作られている最高品質の玉露と言われているのが、「八女伝統本玉露」です。

 

八女伝統本玉露

玉露に使用する茶葉は、収穫前に被覆をし日光を遮ることでうまみ成分を多く残すように栽培します。

一般的には、被覆として化学繊維資材を用いられることが多いのですが、八女伝統本玉露の栽培では、稲わらや「すまき」という稲わら、葦等を粗く編んだ天然資材を用います。
天然資材で被覆することにより「覆い香」といわれる香り高い茶葉になります。

そしてお茶の芽は、機械を使わずに「手摘み」で摘まれます。年に1回、丁寧においしい部分だけを摘むことによって、品質の高い茶葉がつくられます。

うまみとコクのあるこの茶葉は、新芽の柔らかい部分のみを収穫しているため、お茶を淹れた後の茶葉まで食べることができるのです。
普段用の煎茶では中々できない楽しみ方に、特別感がありますよね。

1899で、八女茶を味わうフェア開催!

そんな魅力いっぱいの八女茶を味わうフェアを、1899両店で3月1日から4月30日まで開催しています。

フェアではもちろん「八女伝統本玉露」もご用意します。

八女伝統本玉露  1200円

八女伝統本玉露は、一煎目は1899の茶バリエが湯呑みに淹れてお席にお持ちします。

日頃、玉露を飲まない方は湯呑みに入ったお茶が少量なことにびっくりされるかもしれませんが、この少量のなかに驚くほど濃厚なうまみがぎゅっっっと詰まっているんですよ。
一口飲めば、きっと納得いただけると思います。

おかわり用のお湯と、淹れ方のご案内を用意していますので、二煎目以降は、ご自身で急須で淹れてお楽しみください。
煎を重ねるごとに、香りや味が変化していくので、セットのお茶請けをお召し上がりいただきながら、香味の移り変わりもゆっくり味わってみてくださいね。

お茶を充分にお楽しみいただいたら、最後には、お茶を淹れた後の茶葉を小皿に移して、酢醤油をかけてお召し上がりください。
八女伝統本玉露のおいしさを、余すところなく体験いただけるセットになっています。

そのほかに、「福岡の八女茶 煎茶 天雫の匠」や、煎茶と深蒸し煎茶を飲み比べしていただけるセットもご用意しています。

福岡の八女茶 煎茶・深蒸し煎茶2種飲み比べセット 850円

フェア開催中、レストラン1899お茶の水では、博多あまおうを使ったスイーツも提供していますので、八女茶と一緒にお召し上がりいただくのもおすすめです。

八女茶のおいしさ、是非味わってみてください。

<八女茶と春色スイーツフェア概要>

  • ・八女伝統本玉露 
  • ・福岡の八女茶 煎茶 天雫の匠
  • ・福岡の八女茶 煎茶・深蒸し煎茶2種飲み比べセット

開催期間:2023年3月1日~4月30日
提供店舗:レストラン1899お茶の水とチャヤ1899東京
※あまおうのスイーツは、レストラン1899お茶の水のみ

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