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世界一苦いお茶?苦丁茶を飲んでみた

2025.02.08

リコ

世界一苦いお茶?苦丁茶を飲んでみた

こんにちは!

暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続き、大好きなほうじ茶を毎日飲み続ける日々です。

そんな私もときには冒険したい気持ちが芽生え、今まで飲んだことのない新しいお茶を調べて試すことにしました。

そこで今回は「苦丁茶(くうていちゃ・くちょうちゃ)」をテーマにブログを書こうと思います。

なんとこの苦丁茶、インターネットで検索してみると「世界一苦いお茶」らしいんです。

かる~く検索してみると「世界一苦い」「罰ゲームに!」なんて文言もありました・・・。

今回は実際に購入して飲んでみることにしましたので、期待が高まります。

苦丁茶とは?

実際に飲んでみる前に苦丁茶についてもう少し調べてみます。

苦丁茶とは、日本ではタラヨウの近隣種であるモチノキ科に属する植物の葉を茶葉として加工したものが知られており、その名の通り一般的な茶には無い強い苦みが特徴で、健康茶として飲まれているそうです。

「苦」「丁」の文字通り、「味が苦い」+「ねじられた茶葉」が特徴です。

世界的には数種類の植物の葉が苦丁茶 (Ku Ding tea) として飲まれています。現在は日本でも苦丁茶の栽培がされており、産地は九州がメインなんだそうです。

“世界一苦いお茶”と検索すると苦丁茶と、一緒に出てくるのが「センブリ茶」。

苦丁茶とセンブリ茶の違いは、原料と成分です。

センブリ茶は、中国原産のセンブリ属リンドウ科の「センブリ」を原料とした中国茶です。

どちらも苦いお茶として有名ですが、種類の異なるまったく別のお茶です。

チャヤ1899東京

苦丁茶の製造方法

製造方法は大きく分けて「摘葉→萎凋→成形→乾燥」、特別な行程はありません。

萎凋は以前のブログでも紹介しましたね。

苦丁茶の捻じれたような形の茶葉は「成形」の過程で作られます。

なんとこの揉捻作業も茶葉の等級に影響するため、熟練の手によって進められるんだとか・・・
(この捻じれた茶葉も、お茶を淹れる際にお湯に入れるとふんわり開いてくるそうです。)

こうしてできた茶葉を乾燥させて完成です。

苦丁茶の等級について

先ほど記載したとおり、苦丁茶には等級が存在します。
「特級」「一級」「二級」「三級」の四種類です。

等級の高い苦丁茶だとお茶の色は鮮やかな緑色で、等級が違えばお茶の色も違ってくるそう。

苦丁茶の匂い、味

インターネット上では「苦みの後に甘みが来る」「好き嫌いが分かれる味」等々、個人差がある感想が目立ちました。

どうやら等級の高い苦丁茶だと、後から甘みがほんのり感じられるみたいです。

等級に関係なく茶葉をたくさん入れすぎたり、長い時間抽出しすぎたりするととんでもなく苦くなるそうなのでご注意を。

これは苦丁茶に限った話しではありませんが、お茶それぞれに適した分量・抽出時間があります。

そのお茶が一番美味しく感じられるように上手に淹れてみましょう。

実際に飲んでみよう!

それでは、いざ実飲です。

私が今回購入した苦丁茶は、この特徴的な茶葉1本か2本でお湯300ml、4煎目まで淹れられると書いてありました。

中国茶は6~7煎目まで楽しめるもの、というのはなんとなく私も耳にしたことがあったのですが、この茶葉の少なさで1回300ml、4煎目まで・・・

単純計算すると茶葉1本もしくは2本で1200mlの苦丁茶が飲めるということですよね!

実際に自分が淹れてみて、改めてそのコスパの良さに驚きました。 容量多めの茶葉を購入したので、減る気がしません。

こちらが1煎目。

茶葉を2本入れて、2分浸出しました。本当にうっすらお湯に色がついている程度・・・

写真で見ると全くといっていいほど色がわかりませんね。

飲んでみても、後味が少し苦いお湯、という感想でした。

そのあとも4煎目まで淹れましたが、色が濃くなることはなく、味も苦い風味があるな~というくらいでした。

その場にいた他のスタッフにも「飲んでください!」と出したところ、
「ほんのり苦い」
「喉に苦味が残る感覚がある」
「クセになる」
と様々な感想が出ました。

ちなみに淹れる前の苦丁茶の茶葉はこんな感じ。

そして、淹れるとこの茶葉が開いて、葉っぱの形に戻ります。

今回は大きめの急須で淹れましたが、 ねじれた茶葉が開いていく様子を見たい!と思ったので、次はガラスポットで淹れて茶葉の変化をじっくり楽しもうと思います。

ちなみに、今回ブログを書く上で何度か苦丁茶を淹れたのですが、ちょっとボーっとして抽出時間が少し長くなってしまったことがありました。

その時の苦丁茶はかなり苦く、舌の先端から奥まで苦みが染み込む感覚でしたので、皆様も抽出時間にはご注意ください・・・・

苦丁茶の効能

苦丁茶には以下の成分が含まれているそうです。

  • ウルソール酸
    ウルソール酸はリンゴやローズマリー、ハーブの葉などにも含まれているもので、抗がん、抗炎症、血糖値上昇抑制、抗高脂血症、抗菌などの作用があるとされています。
  • サポニン
    サポニンは大豆製品やゴボウなどに多く含まれる成分です。
    免疫力の向上や、脂肪の蓄積を予防するなどの効能があり、ダイエットや健康な体づくりに効果的だと言われています。
    ちなみに苦丁茶の苦味成分はこのサポニンの苦さだそうです!
  • βシトステロール
    βシトステロールは植物ステロールの一種で、アボカドやカボチャの種などに含まれています。コレステロールの吸収を抑えるとされています。
    苦丁茶には「寒性」があるそうで、「寒性」とは体の熱を冷ます成分を持つ食材に対して使われる単語のようです。
    熱を取り除く効能があるので熱中症予防にも効果的で、他にも肝臓の保護、炎症を取り除く効能もあるそうです。

苦丁茶はどんな時に飲むのがオススメ?

先述したように「寒性」のあるお茶なので、日常的な摂取というより、場面をよく選んで飲むのが好ましいとされています。

風邪をひいている時やお腹の弱い方、妊娠中の方は飲むのを控えた方が良いそうです。

熱中症や風邪の予防、頭痛や疲労の軽減に効果があるそうですので、ご自身の体調をしっかりと把握し、上手に取り入れましょう。

書いている私自身もお腹が弱めなので、今回購入した苦丁茶は場面を選んでうまく飲んでいこうと思います!

※個人の健康状態を考慮し、必要に応じて専門家に相談してください。