当ウェブサイトを快適にご利用いただくためクッキーを使用します。詳細の確認

1899 CHACHACHA Blog

     

緑茶ハイの作り方を研究したら美味しかった(後編)|1899 CHACHACHA BLOG

2021/03/20 茶を食す話 濱田裕章

緑茶ハイの作り方を研究したら美味しかった(後編)|1899 CHACHACHA BLOG


緑茶ハイの作り方を5パターン試してみます

さて、さっそく作ってみたいと思います。
ちなみに私は緑茶ハイはお店で飲んだことありますが、自分で作るのは初めて。どんな仕上がりになるか楽しみです。
前回のブログに記載した中から、今回試してみるのは以下の5つ。

  • ・米焼酎+深蒸し煎茶
  • ・芋焼酎+深蒸し煎茶
  • ・麦焼酎+深蒸し煎茶
  • ・米焼酎+玉露
  • ・米焼酎+玉露(リーフ)+あとからお湯

今回使用するお茶は1899で販売している「TEA BAGS」。その中から、六煎茶、狭山火入れ、八女の水出し玉露を選択。
今回使用した「TEA BAGS」はこちら

米焼酎+六煎茶

まずはクセの少ない米焼酎との組み合わせ。
焼酎に負けないように、なるべくお茶の味を出すため、熱々の沸騰させたお湯をそのまま注ぎ淹れました。

お茶の味を確認。
うん、しっかり出ています。

米焼酎1に対して、緑茶2の割合で入れます
仕上がりがこちら。
綺麗ですね。

味はというと…
少し驚き…!
先ほど緑茶だけで飲んだ時よりも、緑茶の持つ甘味・旨味を感じます。米焼酎の味わいがそう錯覚させるのでしょう。少し「大人の六煎茶」になった印象。
これは美味しいです。

芋焼酎+狭山火入れ

写真も説明も省きますが、これは芋焼酎の香りと味わいが強すぎてひとつの飲み物として失敗でした。
クセの強い焼酎のため、お茶もある程度個性的、または味が強くないと負けてしまうのでしょう。
一応苦味・渋味が強く出るように、熱々の沸騰させたお湯をそのまま注ぎ淹れました。
しかし、芋焼酎には全く歯が立たず。

麦焼酎+狭山火入れ

米焼酎よりも少し香りが高い麦焼酎。
さてさて、どんな仕上がりになるでしょうか。

こちらも味をしっかり出すため、熱々の沸騰させたお湯をそのまま注ぎ淹れました。

お茶の味を確認。
美味しく淹れられました。

先ほどと同じく焼酎1に緑茶2。
香りは焼酎の香り、緑茶の香りはあまり感じられません。
味は。。。
美味い!…が、先ほどの米焼酎の時よりもお酒感を感じる仕上がり。
ほのかに緑茶だけで飲むよりも甘味、旨味を感じるものの、焼酎のアルコール感を感じます。
これはお酒が得意かどうかで、米焼酎派、麦焼酎派が別れそうです。

米焼酎+玉露

玉露にはクセの少ない米焼酎を合わせてみました。
玉露は温度を下げたお湯で淹れました。

これは予想通り。
「大人の玉露」になった気がします。
もともと玉露が持つ旨味、甘味が、風味高く際立っているように感じます。
お茶の甘味と焼酎の甘味がひとつになっており、非常に飲みやすいです。
ただし緑茶から渋味、苦味を期待される方もいると思うので、これは好みが別れるかもしれません。

米焼酎+玉露、後からお湯

最後に焼酎で玉露を淹れたら何か変わるのか、と思いつつ、
米焼酎に玉露を浸してみました。
ティーバッグを開けて、中の茶葉を焼酎の中に入れます。

常温の米焼酎なので、かれこれ60分強。
多少優しくゆすったりしたこともあり、こんな仕上がりです。

さて、ここに40度くらいのお湯を入れてみます。

最終的に仕上がりはこんな感じです。
見た目はとても良いですね。

味わいは、ちょっとお茶の味が弱い、、、といよりも、
淹れたお湯の温度が低かったためと思われます。
お湯を入れた後に氷を入れるので、40度程度の温度にしたのですが、60度くらいで淹れた方が良かったです。
常温の焼酎で浸していたので、お茶の味がそこまでしっかりと出ていませんでした。

しかし、お茶の甘味・旨味は、先ほど同様米焼酎が良い塩梅になっており、良い感じです。

CHACHACHAメンバー推しの緑茶ハイは

実際に自分たちで作ってみて、改めて緑茶ハイの味について確認できました。
CHAHCHACHAブログのライター3名も実際に飲みましたが、イチ押しは米焼酎に苦味、渋味がしっかりと出ている緑茶。
米焼酎の風味で甘味、旨味がプラスされたような味わいを感じられ、とても美味しかったです。

さて、暖かい季節を目前に楽しみが増えました。
自分で作ったものとお店の緑茶ハイ比べてどんな味わいか興味も出てきました。
毎年お酒は流行りがありますが、今年の夏は「緑茶ハイ」がトレンドになるかも、と期待します。

今回使用した「TEA BAGS」はこちら

▶前編のブログ
「緑茶ハイの作り方を研究(前編)」