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緑茶ハイの作り方を研究|1899 CHACHACHA BLOG

2021/03/13 茶を食す話 濱田裕章

緑茶ハイの作り方を研究|1899 CHACHACHA BLOG

緑茶ハイの作り方を研究してみる

だんだんと暖かい季節になってきました。

今回は「夏を先取り」と言うと言いすぎですが、冷たくさっぱり!居酒屋などでも人気の緑茶ハイの作り方をご紹介していきたいと思います。お酒が好きな方であれば、お茶が好きでなくても一度は飲んだことがあるのではと思いますが、緑茶ハイはそれぐらい定番のドリンクですよね。作り方はいたってシンプルなのですが、ふと疑問に思ったことがありました。緑茶ハイって、工夫するとどこまで違う飲み方ができるのだろう。

緑茶ハイは美味しくてカロリーも低く、身体にやさしい

緑茶ハイは、オシャレかと言われればそうでもなく、私の個人的な印象を申し上げれば「渋い」。学生時代に緑茶ハイを注文している友人を見て「おじさんっぽいもの注文するな。。。」と感じた記憶があります。近しい存在だと梅干しサワーとかも。。。

さて、そんな緑茶ハイですが、基本的には緑茶と焼酎。焼酎はご存知の通り、蒸留酒でプリン体が含まれておらず、「ビールを飲みすぎて痛風」になるような心配はありません。加えて蒸留によって糖分が取り除かれるため糖質オフ。カロリーは、同じ容量で比較した場合はビールよりも高いですが、お湯や他の印象で割ると、一杯当たりの容量は少なく、相対的にカロリーオフ。ダイエットするなら焼酎やウイスキーといったお酒を選ぶ方が多いと思いますが、体形を気にする方にも嬉しいですね。

そしてそんな焼酎に加えるのは緑茶。お茶のカフェイン、ビタミンCが作用します。ちなみにカフェインは摂取しすぎは禁物ですが、交感神経を刺激して基礎代謝を促進したり、胃酸分泌促進作用、利尿作用など、捉え方によっては良い効能があります。焼酎のプラス部分とお茶の持つプラス部分、これが合わさった身体にやさしいお酒なんですね。

緑茶ハイの作り方・工程を深ぼりしてみる

緑茶ハイの作り方はとてもシンプル。

焼酎に緑茶を入れるだけ。

ただ、それだけですね。

そのシンプルな工程を、私なりに分解してみました。

この作り方の各段階でバリエーションが出していくことによって、どんな緑茶ハイに変化していくのでしょうか。

 ①     お湯(水)で楽しむ

まずは普通にお茶を淹れる時と同様に、急須でお茶を淹れて、それを焼酎に注ぐ。ここでカスタムできるポイントはお茶を淹れる時のお湯の温度でしょうか。淹れる温度が高い、また浸出時間が長いと、渋く苦みを感じるお茶になりますので、ここは好みで自分の好きなお茶を淹れましょう。

いつも飲んでるお茶にお酒の味が加わる、そんな感じでしょうか。

 

    茶葉で楽しむ

緑茶と言えども、様々な緑茶がありますよね。浅蒸し、深煎し、茎茶。さらには抹茶や玉露。(飲食店なら緑茶ハイや玉露ハイという名称になってしまいそうですが。)普段飲んでる好きなお茶=緑茶ハイに合うお茶、というわけでもないかもしれません。

 

     焼酎で楽しむ

お茶の淡い味わい、香りを楽しむためには、あまりクセのない焼酎を選んだ方が良いと思いますが、そう単純なものでしょうか。確かにやさしい味わいの緑茶の場合、その焼酎に負けてしまいそうですが、逆に渋み苦みがしっかり感じられたり、お茶の味がしっかりとしていれば、焼酎のクセに負けずに美味しい緑茶ハイが作れると思います。

 

    工程を変えてみる

茶葉にお湯を注いでお茶を作った後に焼酎と混ぜ合わせる。

この工程を少し変えてみましょう。

茶葉を焼酎に入れてみる。

すぐにお湯を注いだら、普通に淹れた場合とあまり変わらなそうなため、茶葉が開くのを少し待ってみます。この時点で少しお茶が浸出して味わいがありそうですね。そのまま飲むもよし、そこからお 湯を足すも良し。

 

これらの工程で実際にどこまで味わいが変わるのか。

次回は実際にこれらの工程を試していきたいと思います。見た目、味わい、どんな変化があるのでしょうか。是非次回ブログを楽しみにしてください。

▶次のブログ
「緑茶ハイの作り方を研究したら美味しかった(後編)」