作り手に聞く。「屋久島煎茶」と「長崎・そのぎ玉緑茶」
一年で一番わくわくするシーズン、新茶の季節です。
みなさんは、もう今年の新茶は飲みましたか?
1899では、現在新茶フェアを開催中。
収穫期の異なる5種の新茶を、このように順番に提供しています。
・屋久島 煎茶 5/1~
・そのぎ 玉緑茶 5/18~
・掛川 煎茶 5/25~
・狭山 煎茶 6/1~
・六煎茶 6/8~
現在は店舗で「屋久島煎茶」と「そのぎ玉緑茶」をご用意しているのですが・・・
実はこの2種、それぞれの“作り手”の技で仕上げていただいた、1899オリジナルのお茶なのです!
それぞれがいったいどんなお茶なのか?
今回は、その“作り手”に伺った内容を紹介させていただこうと思います。
「屋久島煎茶」ってどんなお茶?

屋久島と言えば、言わずと知れた世界遺産の登録地。
海があり、山があり、川があり、深い森がある。そんな大自然のなかで作られているのが、屋久島のお茶です。
1899で提供している「屋久島煎茶」を作ってくださったのは、1985年創業、無農薬・有機栽培を実践する「屋久島八万寿茶園」の2代目、渡邉桂太さんです。

屋久島は雨の多い土地。植物にとっては水が豊かなことは良いことである一方、お茶づくりという点では難しさもあるそう…!
あえて雑草の根を残して土が流れないようにするなど、土地に合わせながら畑づくりをされているのだそうです。
そして「世界自然遺産の島の恩恵を、次の世代へ受け継いでいくことを大切にしています。」とも仰っていました。うーん素敵ですね。
そんな渡邉さんが今回作ってくださったのは、お茶の品種「ゆたかみどり」の煎茶。いわゆるシングルオリジンです。
火入れはあえて弱めに仕上げられています。
“火の香り”を強く出しすぎないことで、品種そのものの個性や、茶葉が持つ自然な味わいを感じられるように。そして、旨みを強く出すというよりも、自然の中で育ったそのままの味わいを感じられるように…と作られたお茶なのだそうです。

茶葉の様子を見てみると、ずっしり、しっかりとしています。
淹れてみると、水色は黄味のある明るい黄緑色。渋みもしっかりあって、「力強い!」という感想が一番に浮かびました。

味わっていると、屋久島の大自然が浮かんでくるような・・・
そんな元気をもらえるおいしいお茶です。
「そのぎ玉緑茶」ってどんなお茶?

長崎県東彼杵町(ひがしそのぎちょう)は、長崎県を代表するお茶の産地です。
長崎県の中で2番目に人口が少ない、7000人の静かな町。
茶畑の目の前にはおだやかな大村湾が広がっていて、海から茶畑までの距離は、一番遠くてもわずか6キロほど。小さなエリアに、多様な自然環境がきゅっと集まっています。
1899で提供している「そのぎ玉緑茶」を作ってくださったのは、昭和16年創業「池田茶園」の4代目、池田亮さんです。

生まれも育ちも東彼杵町という池田さん。4歳のときに「お茶屋を継ぐ」と宣言し、みごと有言実行。18歳でお茶の世界に飛び込んだときには挫折もあったそうですが、お父様の背中をみて学び、現在は茶師・茶商として活躍されています。
「去年よりおいしいもの」を求めて毎年お茶と向き合われているそうで、お茶づくりに対する誠実な姿勢が伝わってきます…!
そして、東彼杵町のお茶を語るうえで欠かせないのが「玉緑茶」であること。
長崎では、「お茶」といえば煎茶ではなく玉緑茶が当たり前なのだそうです。
煎茶が針のようにピンとまっすぐ伸びているのに対し、玉緑茶は勾玉状にくるんと丸まっています。

1899の「そのぎ玉緑茶」は、「つゆひかり」と「あさつゆ」の2つの品種で作られています。
茶葉の様子を見てみると、玉緑茶らしくカールしているのが伝わりますでしょうか。

淹れてみると、水色は濃緑色。目の覚めるような、鮮やかな緑色です。ほどよい渋みもありつつ、うまみたっぷり。

のんびりくつろぎたい気分の時に、ぴったりではないでしょうか。
そんな、おいしいお茶です。
新茶が飲みたくなってきた方へ
ここまで読んでくださったみなさん、屋久島煎茶とそのぎ玉緑茶が飲みたくなっていませんか?
レストラン1899お茶の水と、チャヤ1899東京の両店では、2026年6月30日まで新茶フェアを開催しています。
店内メニューとして屋久島煎茶とそのぎ玉緑茶を提供しているほか、お持ち帰り用の茶葉もご用意。
私のイチオシは、店内メニューの「新茶2種お試しセット」。お好きな新茶2種を一緒に味わえるセットなので、屋久島とそのぎの味を一緒に楽しめちゃいます。

また、2026年5月25日16:00までの期間限定で、ご自宅用の茶葉「1899新茶3種セット」のご予約をオンラインショップで受付中です。

お得な3種セットは店頭での販売がなく、この期間だけの完全受注販売でのご案内のため、どうぞお見逃しなく。
この時期だけの旬の味を楽しめる、新茶。
ぜひみなさん楽しんでくださいね。



