1899 CHACHACHA Blog
ひと足先に、夏のアフタヌーンティーしてきました|1899 CHACHACHA BLOG
2024/04/13 一服のお茶のような話 山口沙織
ひと足先に、夏のアフタヌーンティーしてきました
4月も半ばとなり、春らしい陽気を楽しめる日が増えてきましたね。
5月になると、新茶のシーズンが始まり、お茶業界が一年で一番盛り上がる季節になります。
もちろん1899でも新茶をご用意するのですが、あわせて是非ともご注目いただきたいのが夏のスイーツです。
5月1日からは、人気の1899アフタヌーンティープレートが夏仕様になって登場予定となっているのです!
今回、一足先に新作アフタヌーンティープレートを試食することができたので、その商品内容を詳しくご紹介していきたいと思います。
1899アフタヌーンティープレートとは?
一般的に「アフタヌーンティー」というと、3段スタンドに盛り付けられたケーキやスコーンなどのスイーツと、紅茶を一緒に楽しむというのがお馴染みかと思います。
美しく並べられた一口サイズのスイーツを食べながら、ゆっくりお茶と会話を楽しむ午後のひと時・・・最高ですよね。
そんなアフタヌーンティーですが、「日本茶レストラン」として創作和食を提供しているレストラン1899お茶の水の「アフタヌーンティープレート」は、アフタヌーンティーに日本茶や和のエッセンスを加え、カジュアルにアレンジしたものになっています。
合わせていただく飲み物は、紅茶ではなくもちろん日本茶です。
1899アフタヌーンティープレートは、食べきれないほどの種類が並ぶ豪華絢爛なメニュー…ではないのですが、スイーツや、ちょっとしたセイボリー(塩味の食べ物)を並べて、ミニサイズながら、いろいろな種類を少しずつ食べられるアフタヌーンティーの特別感や楽しみを大切にしています。
2017年3月の提供スタート依頼、季節ごとに内容を変更しながら提供を続け、現在もカフェタイムの一番人気メニューとなっています。
食べてきました
前置きが少々長くなりましたが、ここからは2024年5月からの新作アフタヌーンティープレートのご紹介です。
プレートの全景は、こちら。
鮮やかな緑色の抹茶スイーツを中心とした品々が並びます。
見ていると、なんだか涼やかな気持ちに・・・
まずは溶けないうちに、抹茶かき氷を食べてみます。
やさしい甘みのなかに、ふわっと抹茶が香って涼やか。
食感は、気持ちの良いシャリシャリ感があります。
よく見てみると、氷の細かい粒ではなく、層になった大きめの粒が集まっているのが分かりますでしょうか?
実はこちら、「凍らせて崩す」という工程を四度も繰り返して作られるかき氷なのです。
ひと手間ならぬ“四手間”がこの食感を生み出しているのですね。
あんこもよく合っていて、食べながら「日本の夏」という言葉が浮かんできました。笑
やさしい和のかき氷です。
続いて、濃茶アイスを食べてみると・・・濃厚な抹茶の旨みが口いっぱいに広がります。
かき氷もアイスも、どちらも抹茶風味なのですが、味も食感も全く異なります。
かき氷の繊細な甘みと、アイスの力強い旨み。
これは食べ比べが楽しいのではないでしょうか。
この辺りで、しょっぱい系を挟んでみましょう。
色鮮やかなこちらは、抹茶ハンバーガー。
和食料理人の技術が光る出汁巻き玉子、煎茶ローストビーフ、ピクルス、そして抹茶味噌がサンドされています。
自家製のピクルスのやさしい酸味がアクセントになって、まだまだ甘いスイーツを食べるぞ!という気持ちにさせてくれます。
ちなみに・・・バンズは、抹茶のような色をしていますが、その正体は小松菜パンとなっています。笑
グラスに入った涼しげな一品は、新作の抹茶ティラミスです。
上から、マスカルポーネ入りのクリーム、抹茶クリーム、濃厚抹茶クリームと3層になっていて、下に行くほど抹茶の色も味も濃くなっています。
スプーンを入れると、滑らかにとろ〜りととろけます。
抹茶のほどよい苦みと、マスカルポーネの爽やかな酸味が合わさった、大人の一品です。
こちらの、一見すると苔玉のようにしか見えない一品、一体なんだかわかりますでしょうか?
実は、パウダー状にした抹茶のケーキをまぶした抹茶ポテトサラダなのです。
割ってみると、中も鮮やかな緑ですが、玉ねぎやベーコンも入っていて、しっかりポテトサラダになっています。
ベーコンの塩気がしっかり効いていて、セイボリーとしてなんとも良い仕事をしてくれています。
いよいよ、センターに鎮座する抹茶モンブランを食します。
土台は、店内で焼き上げるザクザク食感の抹茶サブレ。
フォークを入れてみると、もちもちの求肥に包まれた抹茶わらび餅や栗の甘露煮、あんこが顔を出します。
外側の抹茶モンブランクリームはずっしりとしていて、抹茶の苦みも感じられる大人の味わい。中の甘みのある食材と良く合います。
こちらはセイボリーの新作、抹茶黄味寿司です。
「黄身寿司」というのは、夏の会席料理の定番で、ゆで卵の黄身を裏ごしし、甘酢などを加え練り上げて作ります。
今回は、抹茶と合わせて二色に仕上げられています。
練りきりのような見た目ですが、食べてみるとお酢がしっかりと香ります。
私は黄身寿司を今回初めて食べたのですが、スッキリとした風味で、味も食感もだんだんと癖になってくる新感覚の一品です。
1899の人気メニュー、抹茶チョコレートタルトもプレートに並びます。
豆腐を使ったヘルシーなチョコレートタルトと、小豆、クルミがよく合う、和のタルトです。
最後は、季節の果物でさっぱりとアフタヌーンティータイムを締めました。
これまでも、個人的に1899アフタヌーンティープレートは何度も食べているのですが、この夏のアフタヌーンティープレートは今までのなかでもボリュームたっぷりで、食後の満足感が高いプレートでした。
どのスイーツもセイボリーも、日本茶によく合うので、お好みのお茶と一緒にお召し上がりください。
もちろん、新茶ともよく合います。
たっぷり日本茶を楽しみたい!という方には、事前予約制の日本茶飲み放題付きセットがおすすめですよ。
1899のアフタヌーンティープレートをお召し上がりいただきながら、ゆるやかな時間をお過ごしいただけましたら幸いです。
夏の「1899アフタヌーンティープレート」
提供店舗:レストラン1899お茶の水
提供期間:2024年5月1日(水)~8月31日(土)
提供時間:カフェタイム 14:00~17:30
<内容>
・抹茶モンブラン
・抹茶かき氷
・抹茶ティラミス
・抹茶タルト
・濃茶アイス
・抹茶ハンバーガー
・抹茶黄身寿司
・抹茶ポテトサラダ
・果物