当ウェブサイトを快適にご利用いただくためクッキーを使用します。詳細の確認

1899 CHACHACHA Blog

     

富士市・山田製茶に行ってきました!|1899 CHACHACHA BLOG

2023/06/24 心の旅の話 濱田裕章

富士市・山田製茶に行ってきました!|1899 CHACHACHA BLOG

山田製茶の茶園訪問

1899で人気のティーバッグシリーズ。
今年は新たなティーバッグが登場予定です。
今回は、その新作ティーバッグのお茶をお願いしている山田製茶さんにご訪問させていただき、製造工程や、お茶のこだわりを伺ってきましたのでご紹介していきます。

いざ静岡へ!山田製茶へ向かう!

今回向かう山田製茶さんは、静岡県富士市に位置し、雄大な富士山を背景に茶畑が広がる素敵な茶園です。山田製茶・茶師の山田典彦さんはお茶作りのプロであるとともに、ゆるキャラ「茶ら男(ちゃらお)」に扮し茶業界を盛り上げるユニークなセンスの持ち主でもあります。また、茶農家団体・茶レンジャーのメンバーでもあります。
お茶は、安心安全を一番に考え、農薬の回数を最小限に減らす減農薬栽培、香り・味を最大限引き出すために、火入れは遠赤外線、といったこだわりも。

新作ティーバッグは富士のお茶

今回、山田製茶さんに依頼しているのは「富士のお茶」と「富士のほうじ茶」。
富士市のお茶は、富士市の温暖な気候、地形、土壌が茶栽培に適しており、その恵まれた環境で育まれたお茶は味、香りともに良質であると言われています。
そのような中、「富士のお茶」「富士のほうじ茶」は、ともに富士市が認証マークを作成し、富士市お墨付きのお茶なのです。

1899では、不特定多数の様々なお客様がいらっしゃるレストラン、ホテルで、日本を代表する富士山がシンボルマークのお茶を提供することを通して日本茶の魅力を届けていきたいと考えています。

富士市に到着!

今回は私を含めて、1899スタッフ計4名でお邪魔しました。
東京駅から約1時間。
新富士駅へ到着です。

今回は、山田製茶さんへ訪問し、工場の視察と店舗の視察、そしてその後、富士市市役所へ訪問する工程です。

いまの時期は、富士市は二番茶の時期。
富士市は、富士山と海を持つ唯一の自治体。
静岡県の中で、人口は3番目、お茶の生産量は6番目の地域です。
また、日本のトイレットペーパーの3分の1の生産量を誇るなど、知られざる側面も。

まずは、大淵笹場へ

山田製茶さんご訪問の前に、富士山と茶畑の郷「大淵笹場(おおぶちささば)」へ。
ここは、富士山と茶畑のセットで一番有名な場所と言っても過言ではないのでは。様々なホームページなどでもよく使われる絶景スポットです。
人工物が映らずに富士山と茶畑が撮影できるとのことで、撮影するためだけの観光客が年間15,000名ほどいらっしゃるとのこと。
お茶はやぶきたで、丸いフォルムを出すために丁寧に手狩りされています。
「今宮の茶畑」と合わせて、富士市の2大絶景スポットです。

本日は残念ながら富士山に雲がかかっておりました(涙)が、突き抜ける解放感に圧倒されました。


新作ティーバッグの茶葉を拝見

その後、山田製茶さんに到着。
名刺交換させていただくと、そこには「茶ら男」の文字が。
本名は書いていません。。。
ご本人に伺うと、ご自身の名前でなく、「茶ら男」の名前さえ覚えてもらえれば十分とのこと。
確かにお茶を発信するにあたり、本名なんて重要でないかも(?)

山田製茶さんは、地元の子どもたちにも積極的に工場内を開放し見学会を開いてるとのこと。
通常、工場内は人を入れるのを避ける方も少なくない中、「どのようにすればお茶に親しみを持ってもらえるか。そのためには動いてる工場を見て、お茶が作られる過程を見てほしい」とのこと。
素晴らしい志です。

また、お茶は味に飽きがこないように、基本的には様々な品種をブレンドした合組のお茶を販売されているとのこと。
10以上の品種を取り扱われており、そのこだわりを感じます。

工場内は機械が元気よく動いてるものの、茶葉やゴミは全く落ちておらず、とても綺麗!
これも常に見学者を招くために心がけてることだそうです。

今後は、若い人がどのようにしたら喜んでくれるかを考えているとのことで、数年後に向けた構想も伺いました。
「これは、またお邪魔しないと!」と感じる素晴らしい企画で、今から楽しみになるお話でした。

帰京前に富士市に表敬訪問

その後、富士市市役所にて、山田副市長を表敬訪問させていただきました。
富士市の取り組みも伺うことができ、貴重な時間となりました。
もちろん1899のPRもしっかりしてきました(笑)

実際にお茶が作られていく工程は気持ちが高ぶります

普段、レストラン・ホテル事業を展開している私たちの手元には、発注したティーバッグが完成した状態で届いています。日頃は製造工程を見ることはありませんが、やはり実際に作られていく過程を拝見すると、一つひとつのお茶への愛着もわきますし、お客様への商品PRにも力が入ります。
また、そこにはそのお茶を作る人がいて、本当にお茶に愛情とプライドを持って取り組まれているのを目の当たりにすると、お茶に携わる仕事ができて幸せだと感じます。

今回のお茶は、7月前後から、ホテル1899東京の客室での提供、ショップ販売、レストラン1899お茶の水でのショップ販売、そして、グループホテルであるホテル龍名館東京の一部客室での提供を予定しています。

富士の大地で育ち、山田製茶さんが愛情を込めて仕上げたお茶。
是非、皆さま、楽しみにしていてください。

P.S.
最後の写真は、山田製茶さんのショップでいただいたジェラートの写真。
美味しかったです!!