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リラックマとコラボ!リラックマ観光大使フェア|1899 CHACHACHA BLOG

2022/04/09 茶を食す話 編集長 山口沙織

リラックマとコラボ!リラックマ観光大使フェア|1899 CHACHACHA BLOG

2022年3月14日より、レストラン1899お茶の水で「リラックマ観光大使フェア」がスタートしました。

どうして1899でリラックマ??と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
レストラン1899お茶の水は千代田区内にあるのですが、同じく区内に本社があるサンエックス株式会社の人気キャラクター「リラックマ」が2021年8月に一般社団法人千代田区観光協会の観光大使に就任したのです!

そして「ちょっとよりみち ごゆるり ちよだ」をキャッチコピーに、リラックマと千代田区観光協会が一緒になって、千代田区を盛りあげるべく様々な取り組みを行っているのです。

千代田区のレストランとして、1899も是非ともこの取り組みに参加したい!ということで、1899と、千代田区観光協会、そしてリラックマのコラボが実現することになりました。

リラックマコラボメニューは、こうして生まれた

「リラックマ観光大使フェア」では、開催期間限定のリラックマコラボメニューを提供しています。

フードは、「リラックマカレー」「コリラックマパフェ」の2種を、ドリンクは「リラックマラテ」「コリラックマラテ」「キイロイトリラテ」の3種をご用意しています。

大変ありがたいことに、「かわいい」とのお声をたくさんいただき、毎日たくさんのお客様にご来店いただいています。

今回のブログでは、このかわいいメニューたちがどのように誕生したのか、普段はお見せしない裏側をご紹介していきたいと思います。

「リラックマカレー」と「コリラックマパフェ」の商品開発に挑戦したのは、料理長からの任命をうけた調理場のスタッフ2名です。
中心となって開発を進めてくれた期待の若手、清水に話を聞いてみました。

「リラックマカレー」と「コリラックマパフェ」は、どのように開発したの?

(清水)
商品開発には、昨年の12月から取り組み始めました。
これまでにレストランで提供するメニュー開発をしたことはありましたが、キャタクターとのコラボは、お店としても、私個人としても初めて。不安も少しありましたが、チームのメンバーと意見を出し合いながら形にしていくのはやりがいのある作業でした。年末は店舗の通常営業も忙しかったのですが、もう一人のメンバーと試作の仕込みなどを分担しながら、合間を縫って何度も試作をしました。

どんな商品になった?

(清水)
リラックマカレーは、ほうじ茶で炊いた茶飯と、鰹節と昆布の出汁をたっぷり使った和のキーマカレーを合わせています。カレーにごはんを直接のせると沈んでしまうので、スクランブルエッグを敷いて、その上にのせるかたちにしました。
スクランブルエッグは、リラックマお気に入りの黄色いビーズクッションに見立てています。カレーの上でリラックマが寛ぐ、かわいい姿を表現できました。

コリラックマパフェは、イチゴのジュレやいちごホイップに、抹茶ジュレ、抹茶ケーキのロースト、抹茶あられ、くるみの飴煮などの和素材を重ね、トップにコリラックマのかたちの立体的なミルクプリンを盛りつけています。

コリラックマの好物のイチゴを使って、かわいらしいイメージを表現しました。
味はもちろんですが、食感も楽しめるように工夫して素材を選んだので、見ても食べても楽しいスイーツに仕上がっています。

こだわった点は?

(清水)
1899にはリラックマファンのスタッフが多いので、たくさんの人の意見を聞きながらブラッシュアップしました。
例えばリラックマカレーに使用したのは、カットした野菜ではなく、ひめニンジンやミニトマトなど、丸ごと使える「小さい野菜」です。そうすることでお皿の中がミニチュアのようになり、かわいい世界観を表現できました。

コリラックマパフェは、顔の下にラズベリーを置くことで胸元の赤いボタンを表現しています。コリラックマに1899のフラッグを持ってほしい!という初期からの構想も実現することができました。

最初はキャラクターの顔を再現することに集中してしまいがちだったのですが、リラックマが大好きなスタッフや、料理経験豊富な先輩の指導もあり、キャラクターの周りの部分も含めて完成度を高めることが出来たと思います。
商品が完成した時には、「ここまできたか」と感慨深かったです。

最後に一言お願いします!

(清水)
食事を楽しんでいただけるよう、これからもクオリティにこだわって商品を提供します。みなさんに喜んでいただきたいです。

リラックマたちを表現した、3種のドリンクも

リラックマカレーとコリラックマパフェへの思い、伝わりましたでしょうか。

リラックマフェアでは、「リラックマ」「コリラックマ」「キイロイトリ」をそれぞれイメージした日本茶ラテも提供しています。

こちらを開発したのは、CHACHACHAブログではおなじみの、1899ドリンク開発責任者の坂上克仁です。
これまでたくさんのドリンクを開発してきた坂上も、キャラクターコラボは初めての試み。

まずはキャラクターのイメージをつかむために、リラックマたちについて入念に勉強したそうです。
それぞれの好きな食べ物や、見た目の特徴、そして性格をつかんで、それをドリンクとして表現したとのことで、それぞれのこだわりポイントを聞いてみました。

「リラックマラテ」ってどんなラテ?

(坂上)
リラックマが好きな、ハチミツ入りのほうじ茶ラテです。
強焙煎のほうじ茶をミルクとあわせて、リラックマの色を表現しました。ハチミツのしっかりした甘みとほうじ茶の香ばしさを楽しめます。
リラックス効果が期待できるほうじ茶と、甘いハチミツをあわせることで、リラックマのようなゆったり気分が味わえるラテになっています。

「コリラックマラテ」ってどんなラテ?

(坂上)
コリラックマの好物、イチゴとリンゴを合わせた和紅茶ラテ。
和紅茶の花のような香りに、イチゴソースとすりおろしリンゴが加わり、味も見た目も華やかに仕上がりました。コリラックマの優しいミルクティー色に近づけるため、和紅茶を加える手順にもこだわりました。

「キイロイトリラテ」ってどんなラテ?

(坂上)
ゆず&生姜入りの深蒸し煎茶ラテです。
リラックマとのやりとりや、お掃除をしている姿が印象的で、そんなキイロイトリのまじめな性格を、いよかんのほのかな渋みで表現しました。
ゆずの清涼感と生姜のほのかな苦みが後味を引き締めてくれる、甘すぎない大人の一杯に仕上げました。

リラックマコラボメニューの開発秘話、いかがでしたでしょうか。

どれも、1899が大切にしている「お茶」とリラックマたちのかわいらしさがコラボした、自信作になっています。

いつも1899をご利用いただいている皆さまにも、リラックマファンの皆さまにも、お楽しみいただける内容になっていましたら幸いです。

リラックマ観光大使フェアは、2022年5月31日までです。

レストラン1899お茶の水で、どうぞごゆるりとお過ごしください。