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冷やし茶漬けレシピの決定版!暑い夏でも食が進む作り方|1899 CHACHACHA BLOG
冷たいお茶漬けレシピの決定版!夏にぴったりの爽やかな作り方
初めまして。茶バリエの髙野と申します。
私は大学で4年間、裏千家茶道を学んでおり、抹茶をはじめとした日本茶の魅力にハマってしまい、現在はレストラン1899お茶の水で勤務しております。
例年より10日以上も早い梅雨入りが発表され、ジメジメとした暑い日が続きますが
今の内から夏を乗り越えられる身体を作りたいものです。
特に重要になってくるのが食生活。食欲が湧かなくても3食栄養のあるものをキチンと食べたいですよね。
とはいえ私自身独り暮らしの身ですので、どうしても自炊をサボり勝ちになってしまいます……。特に忙しい時などは凝った料理もなかなか難しいですよね。
そんな私が上京してからよく食べているのが「お茶漬け」です!
冷たいお茶漬け、食べたことありますか?
ご飯とお茶漬けの素があれば完成する、まさに独身男性の味方ともいえるメニューですが、
私が子供のころはお茶漬けはあまり好きではありませんでした。
というのも、私の家では白湯を注いで調理していた為子どもの身には食べにくかったのです。
ですがある夏、父が「裏技」として教えてくれた食べ方が冷たい麦茶を注ぐ方法でした。
白湯のお茶漬けしか食べてこなかった少年時代の私にとって、冷たいお茶漬けはまさに革命!
冷たいお茶を注ぐだけで、こんなにも化けるのかと感動した記憶があります。
以来、私の「お茶漬け」とは「冷たい麦茶で作る」という習慣になっておりました。
その様な話をレストラン1899お茶の水の料理長・大久保としていたところ、
「冷たいお茶漬けなら、同じく冷たい煎茶を使うのも美味しいよ」とアドバイスをいただきました。
本日は「茶を食す」がコンセプトであるレストラン1899お茶の水の和食職人直伝・冷たいお茶漬けを作ってみましたので、レシピを皆様にお届け致します。
レストラン1899お茶の水
煎茶で作る冷たいお茶漬けレシピ
【材料(1人前)】
~メイン具材~
・鰹節2g
・梅干し15g
・しらす5g
・きゅうり7g
~トッピング~
・おこしだね
・炒りゴマ
・わさび
・茶殻の佃煮 …各少量
・白米120g
・水出し煎茶100cc
【メイン具材 梅おかかの作り方】
1.鰹節を手もみして細かくします。
2.種を取ってペースト状にした梅と、濃口醤油を少量入れて全体に馴染ませます。
料理長大久保のワンポイントアドバイス!
梅と鰹節の旨味が冷たいお茶漬けの味の決め手になる、重要な核の部分です。
梅を贅沢に使いましょう。
このくらい馴染んだら完成です!
【お茶漬けの盛り付け】
1.白米を冷たい水で洗い、水気を切ります。
2.梅おかか・しらす・きゅうりを盛り付けます。
3.おこしだね・炒りゴマ・わさびを入れてトッピングします。
料理長大久保のワンポイントアドバイス!
トッピングや薬味などはお好みの素材・量でお作りください。
今回は茶殻と佃煮を使い、お茶の風味を加えました。
4.水出しした冷たい煎茶を注ぎ完成です!
今回は特別に、ジュレにした出汁を作っていただきました!
キラキラして、見た目も華やかに冷たいお茶漬けが仕上がりました。
実際に食べてみると…うん、美味しい!
さいの目に切ったきゅうりが効き、お茶漬けなのにシャキシャキとした触感が味わえます。
ご飯を事前に冷たい水で洗っていたため、全体的に冷たいもので統一されているのもgood!
そして極めつけは梅!わさびとマッチしてサッパリとしていながらも旨味たっぷりで食べ応え抜群です。
煎茶は市販品で充分ですが、夏であれば新茶を使って冷たいお茶を注げばより季節感が味わえます。
新茶はもともと旨味成分をたっぷり含んでおりますが、さらに旨味が引き立つ冷たい「水出し」が私のおススメです。
この冷たいお茶漬けの調理時間は10分程度。火を使わず基本的には「盛り付ける」だけですので、
いつものお茶漬けが冷たいお茶漬けに簡単にグレードアップ出来ちゃいます!
レストラン1899お茶の水では、和食料理人が出汁にこだわって作るお茶漬けを提供しています。
抹茶味噌の鯛茶漬け ¥1,280
ランチタイム:11:00~14:00(L.O. 13:30)
ランチタイム提供の「1899抹茶味噌の鯛茶漬け」。少し甘めの白味噌に抹茶を加えた“1899特製の抹茶味噌”を真鯛に絡め、出汁で溶かしてお召し上がり頂けます。
ぜひレストラン1899お茶の水で”こだわりの出汁を使ったお茶漬け”をご賞味ください。
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