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夏に生姜茶という新しいスタイルをプラスしませんか|1899 CHACHACHA BLOG

2021/04/27 茶を食す話 1899茶バリエ

夏に生姜茶という新しいスタイルをプラスしませんか|1899 CHACHACHA BLOG

こんにちは、茶バリエの大平です。

皆さんは「生姜茶」と聞くと、どの季節を思い浮かべますか?
おそらく私も含め多くの人が生姜茶といえば「冬」を想像すると思います。
実際にインターネットで「生姜茶」と画像検索をしてみると、その多くが温かそうだったり、湯気の出ているもので、氷が入っているような冷たいドリンクと一目で分かるものは見当たりませんでした。

そもそも「生姜茶」という言葉自体にあまり聞き馴染みがない方や飲んだことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

冬だけじゃない!生姜茶は“一年中”楽しめる!

生姜茶の効能でよく知られているのは冷え性改善です。
そこから生姜茶は冬を連想されるのかもしれません。
その他にも生姜茶には血行促進、美肌効果、むくみ改善などの嬉しい成分が盛りだくさんだそうです。
こう聞くと、ここまで身体に良いこと尽くしの生姜茶を冬しか摂らないというのは少しもったいない気がしてきませんか?

そこで今回、私は皆さんに”夏の生姜茶”のご提案と作り方を紹介します!
ぜひ冬だけと言わず、一年中生姜茶を楽しんでみてください。

というわけでここからは私が考えた生姜茶ドリンクのレシピをご紹介します。

とは言っても、生の生姜は使用しません。

「あ、生姜か、苦手だからなあ」
「生姜を用意したりした準備するのは面倒だな」
と回れ右しつつ画面を閉じようとしている、あなた!
ぜひ戻ってきてください!!
お気持ちはすごく分かります。
特に面倒という気持ちは痛いほど分かります。

今は生姜茶に苦手意識がある方や、はたまた関心がない方も、このブログを読み終える時には
「生姜茶、チャレンジしてみようかな?」
「作り方も簡単だし、生姜好きのあの人におすすめしてみようかな」
「飲みやすそうだし、この機会に苦手を克服してみよう」
と、生姜茶に対して前向きな気持ちを持っていただけるといいなと思います。

生姜の繊維が苦手だったり、あのピリピリくる辛さを含んだ味が苦手、生姜をすり下ろすのは面倒…という方にも生姜を感じながらも美味しく飲んでいただける敷居の低い生姜茶ドリンクにしております。

生姜の味として使用するのは生姜和紅茶のティーバッグ「ぽかぽか」です。

このティーバッグは和紅茶に生姜が合わせられており、ホットで飲むと生姜特有の喉が暖かくなる感じがしますし、コールドで飲むと後味のさっぱりとした夏向きのお茶になる、そんなシーンに合わせて融通の効くティーバッグです。
今回はこちらを使用します!

(チューブタイプの生姜でも作ってみたところ、やはりティーバッグよりも生姜の味が強くはっきりと出ましたので、生姜好きな方やガッツリ生姜の味を楽しみたい方はぜひ試してみてください。)

オススメ‟夏こそ!免疫アップの生姜茶ドリンク”

まずは【緑茶×和紅茶の冷生姜茶】です。

初っ端からなんだそりゃ?と思われている方へ。

皆様ご存知の通り、そもそも緑茶は緑茶、和紅茶は和紅茶、個々で「お茶」として既に完成されているものです。
そこにさらに今回のテーマである生姜を加えるため「ぽかぽか」という和紅茶ティーバッグを合わせてみよう、という私のチャレンジレシピです。
夏に飲みたくなるのはさっぱりとした風味のドリンクだな、生姜の良いところは取り入れながら、さっぱり感をできる限り出すには・・・?と連想ゲームをした結果、緑茶×生姜和紅茶を思いつきました。
飲み物や食べ物は、複数のものを混ぜると味が強く濃くなりがちです。
今回のテーマである生姜は特に味も主張も強い食材ですが、お茶(緑茶)とお茶(生姜茶)を合わせることで二つの味が合わさりながらも、すっきりした味が美味しく出来上がります。
それから何よりも手順が簡単ですので、気軽に簡単に、ふと飲みたくなった時にすぐ作ることができます。

使用する煎茶は、六煎茶をお勧めします。
「六煎茶」はもともと甘みが強く口当たりの優しい味の緑茶です。
渋みも少ないので緑茶になじみがない方も飲みやすいと思います。
六煎茶は6つの地域の茶葉から作られていて、オンラインショップやホテル1899東京に宿泊された方にも大変人気が高い緑茶です。
また試されたことのない方は是非、まず六煎茶そのものを飲んでみることをおすすめします。
今回は味が強めに出る生姜和紅茶ぽかぽかと合わせるので、まず六煎茶の味を知っておくことで味の変化をより一層お楽しみいただけるかと思います。

それでは、改めて材料の紹介です。

・1899ティーバッグ「ぽかぽか」×1パック
・1899ティーバッグ「六煎茶」×1パック
・お湯 100ml
・氷

①ぽかぽかをお湯100mlで30秒待ちます。

②取り出して氷を一つ入れて溶かし、お茶の温度を下げたのち六煎茶を入れて60秒待ちます。

③氷を入れて完成です!

生姜和紅茶と合わせたことで後味がいつもよりさっぱりとしたものになりました。
生生姜ではなくマイルドな生姜の和紅茶を使用したので誰でも飲みやすい味です。

見た目はぽかぽかから抽出されたオレンジ色が強いので、六煎茶の色は見てとれませんが、匂いを嗅いでみるときちんと緑茶が入っていることが分かります。

(ちなみにぽかぽかを30秒、六煎茶を40秒抽出で作成すると、二つのお茶の味が半分ずつくらいになりました!)

続いては【アイス生姜茶ラテ】にチャレンジしました。

最近、本当に多くのラテが出ていますよね!
漠然とですが“ラテは甘いものが多い”というイメージが私にはあります。
(もちろんそうでないものがあるのも存じておりますが)
生姜茶ラテはまだあまり開拓されていないのでは?と思っていたのですが、検索してみるとなかなかにたくさん自作レシピを載せている方がいらっしゃいました。
前提として今回は「楽に生姜を楽しむ」を貫いていきますので、今回もぽかぽかティーバッグを使用します!

材料はこちら。

・1899ティーバッグ「ぽかぽか」×1パック
・牛乳 100ml
・お湯 65ml
・氷

①コップに「ぽかぽか」を入れ、お湯を65ml注ぎ、60秒待ちます。
牛乳と合わせるので濃いめ長めに抽出します。

②次に氷を入れて、牛乳100mlを入れます。

③完成です。

生姜和紅茶のさっぱりした風味を消さないようにするため、割合もほぼ同じくらいにしました。

ぽかぽかは澄んだ綺麗なオレンジ色なので、ラテにしても牛乳の白色からあまり変化はありません。
が、味にはきちんと生姜和紅茶の味が出ています!
和紅茶の優しくさっぱりとした味に牛乳の甘さが加わり、夏らしく飲みやすい仕上がりです。
ホットのラテを作ると温かくしたことで牛乳の甘みが強く出ますが、コールドドリンクとして作ったことで牛乳も程よい甘みに留まっています。

もし甘みがもっと欲しい場合はお好みでシロップ等を加えてください。
はちみつを入れたい方はステップ①の温度が高い状態で一緒に混ぜておくとうまく溶けてくれます!

最後に【生姜茶ソーダ】です。
夏になるとのどごしのある飲み物のCMも多く見かける気がします。
そこで夏の飲み物代表のソーダと生姜茶を合わせ、夏にこそ飲みたい!と思わせる生姜茶ソーダの作り方を紹介します。

材料はこちら

・1899ティーバッグ「ぽかぽか」×1パック
・お湯 50ml
・氷×3個
・炭酸水(無糖のもの)100ml

①ぽかぽかをお湯50mlで淹れて、60秒待ちます。
お湯が少ないのでティーバッグを揺すってお湯に浸けてあげてください。

②ぽかぽかを引き上げ、氷を入れてかきまぜ、冷やします。

③炭酸水100mlを入れて優しく上下に混ぜます。
ここでぐるぐると強く回すと炭酸が抜けてしまうので、
下から上に持ち上げるようなイメージで優しくかき混ぜてください。

④完成です!

こちらも作り方や材料はすごくシンプルですが、炭酸そのものの涼しさと生姜和紅茶のすっきりとした味が合わさっていてまさに夏に美味しく飲めるドリンクです。
なおかつ生生姜をそのまま入れているわけではないので、生姜本来のガツンとくるような風味だったり、鼻にツンとくるような匂いがないので、生姜がマイルドに優しく混ぜられています。

色は最初の緑茶和紅茶とほぼ変わりありません。
しかしこのレシピは炭酸を含んでいるので、炭酸の泡だったり、肉眼で観察すると煎茶和紅茶よりも色が透き通っている気がします。
ちなみに私は今回ウィルキンソンを使用しましたが、これも好みによって強炭酸のものにしたりできます!

“生姜茶”と一言でいっても楽しみ方は無限大!

 

ということで、今回はご自宅でも簡単に作れるレシピを紹介しました。

私自身もドリンクのレシピを考えるのは初めてでしたが、挑戦してみると実験のようで、ああでもないこうでもない、と作り方の模索をする時間はなかなか楽しかったです。
ちなみに私が一番好きなのはアイス生姜茶ラテでした。
(味の確認のために試作をしているのに、美味しくてすぐ飲み干してしまい何度か作り直したり・・・)

お茶の好みが千差万別であるのと同じように、今回のアレンジレシピも抽出時間の変更をしたり割合を変えたりすることで「これだ!」と思えるようなドリンクが作れるのではないかと思います。
また、今回はドリンクそのものをシンプルに作成しましたが、ミントやハーブなど、爽やかさをプラスするようなトッピングをして見たりすると、アレンジの幅が無限に広がります!
私もアレンジを様々加えて、生姜茶を更に身近に楽しく、毎日に添えられるような工夫をしたいと思います!
他にもおすすめの作り方を見つけたらまたご紹介いたします。

今回の冷茶のようにティーバッグ同士を組み合わせてオリジナルドリンクの作り方を探すときには「アソート10煎」がおすすめです。
10種全てがそれぞれの良さ、美味しさを持っていますのでまずは一煎ずつお楽しみいただいてから、今回のように(すこしチャレンジングですが)ティーバッグ同士を組み合わせてオリジナルドリンクを作ることもできます!

【アソート10煎】

ラテの牛乳の割合も人によって好みが違うと思いますので、何度かお試ししたい方には「ぽかぽか10煎パック」がおすすめです。

【ぽかぽか10煎】

最後までお読みいただきありがとうございました!
皆さんもぜひお試しの上、ご自分にあったアレンジを見つけてくださいね。
そしてぜひ、おすすめの作り方を私にも教えていただきたいです。
年中楽しめる生姜茶の輪が少しでも広がることを願いながら、また次回お会いできるのを楽しみにしております。