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最強の花粉症対策:腸活×べにふうき緑茶を実験!|1899 CHACHACHA BLOG

2021/02/06 茶を食す話 清水

最強の花粉症対策:腸活×べにふうき緑茶を実験!|1899 CHACHACHA BLOG

完全に油断していました。
今年はコロナでマスクをしているから大丈夫!と。
しかし、着実に私たちに忍び寄ってきているのを感じます。目と鼻がムズムズする・・。

そう、花粉症です。

今回のブログは「体質改善による花粉症症状の緩和」がテーマです。

医療機関に足を運ぶのに気が引けてしまう今の時期、腸内環境を整える「腸活」で免疫力を高めて花粉症の症状を和らげる体質改善を始めてみませんか。

CHACHACHAブログでもご紹介し、今回もブログに登場する花粉症の抑制効果がある「べにふうきの緑茶」。
1899各店、ECサイトでも手に入ります。

レストラン1899お茶の水(東京都千代田区)

チャヤ1899東京(東京都港区)

オンラインでの購入はこちら

薬に頼らない体作り。ヒントは腸内環境を整える「腸活」?

花粉症の対策として、マスク着用スタイルが定着したことで花粉を取り込んでしまうのを防ぐという点においては
今年は例年以上に効果を発揮していることでしょう。
しかし取り込んでしまった花粉に対しての身体の反応というところでは、体質が変わらなければ例年と大きな変化はありません。

花粉症に対する特効薬はもちろん病院で処方される医薬品です。
私も重症とまではいかないですが花粉症のため、春先になると鼻水やくしゃみが酷く出て薬にお世話になります。ただ、新型コロナウイルスの感染が拡大している今の時期、花粉症で医療機関にかかるのもなんだか気が引けてしまいます。

薬に頼らずに食生活による体質改善で少しでも症状が緩和されるならばそれに越したことはありません。

体質改善は早めにとりかかることが大事!鉄は熱いうちに打て!ということで、手っ取り早く「花粉症対策」「体質改善」などのヒットしそうなキーワードでGoogle先生に打ち込みます。
多数のWebサイトが表示される中、目に飛び込んだのは腸内環境のトレーニング、即ち「腸活」というキーワードでした。

どうやら腸内環境をトレーニングで鍛えて腸の機能を高めることが、花粉症の症状軽減に繋がるようなのです。

腸内環境を整える腸活による花粉症への効果

ある医療機関のWEBサイトを見てみると、腸内環境を整えること、いわゆる「腸活」が花粉症のアレルギー緩和に効果があるということが書かれていました。
それによると、体の免疫細胞の約7割は腸にあり、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を正常に保つことで免疫機能が正しく働き、その結果花粉症に対する過敏な反応を抑制することができるというのです。

よく花粉症には菌類を含む食品を摂るのが効果的と聞きます。本当か嘘か疑わしく思っていたのですが、おそらくこのメカニズムによる話なのでしょうね。

ちなみに腸活においては腸内環境に良いとされる発酵食品に多く見られる善玉菌そのものを摂ることも大切なのですが、同時にそういった菌類のエサになるものを摂ることも重要だそうです。「プレバイオティクス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。プレバイオティクスとは善玉菌の餌になる食品のことを指し、野菜や果物などに含まれる食物繊維やオリゴ糖などのことを言います。

花粉症に効く「べにふうきの緑茶」とヨーグルトで最強と思われたが・・

以前、当ブログで花粉症に効果のある「べにふうきの緑茶」についてご紹介しました。
花粉症に効くお茶「べにふうき」と丁寧な生活

べにふうきの緑茶は花粉症に効果をもたらすと言われているメチル化カテキンを多く含むお茶です。
べにふうきの紅茶とは違い製造過程で発酵させない緑茶のため、メチル化カテキンの成分を引き出し、花粉症のアレルギー症状を抑制する効果を持つお茶とされています。メチル化カテキンの詳しい効果については良かったら上記のブログを読んでみてくださいね。

腸内環境を正常に保つことが花粉症に効果的だということを知り、一つのアイディアが浮かびました。

「べにふうきの緑茶と善玉菌を含む食材の代表とも言えるヨーグルトを一緒に摂れば、腸内環境と花粉所が同時に対策できて最強なのでは・・!」

しかし残念ながらこのアイディアは一瞬で崩れ去ることになります(笑)

乳製品のタンパク質がメチル化カテキンに及ぼす影響

メチル化カテキンに関する研究によると、ヨーグルトや牛乳などの乳製品に含まれるたんぱく質がメチル化カテキンを吸収してしまうためアレルギー抑制効果が減少してしまうというデータが出たようです。

抹茶ミルクなどもあるようにお茶と乳製品は組み合わせやすくさらに味も良いことからそういった商品は世の中に沢山出ています。
メチル化カテキンの効果を維持できれば最強の花粉症対策食品と思ったのですが・・・残念でした。

さきほど、プレバイオティクスについてお話しました。プレバイオティクスの中でも、オリゴ糖は近年の腸活ブームや糖質オフブームにのっかって最近注目を集めている食品です。
腸内の善玉菌を増やすための餌になるというメリットに加え、単体でも甘味があり砂糖よりもカロリーダウンできることから砂糖代わりに活用できる利点があります。副作用や年齢による使用制限もないことから、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年代で取り入れられる優しい健康食品であるのも嬉しいポイントです。

諦めの悪い私はべにふうきの緑茶とプレバイオティクスであるオリゴ糖を組み合わせたら良い効果があるのではないかと思い、実験気分で調べてみることにしました。すると意外な発見がありました。

べにふうきの緑茶にオリゴ糖を入れて飲んでみた

まずは普通のべにふうき緑茶を飲んでみよう!と思い試飲してみました。

花粉症に効果があるというべにふうき緑茶は、リーフよりもティーバッグの方がクセが少ないと聞き迷わずティーバッグを選んだのですが、それでもやはりクセがあります。口に含むと舌上の両側を酸味と苦味が刺激します…。

効能を信じて頑張って飲み続けられなくもないけれど、どうせ飲むなら美味しく取り入れたいなぁというのが本音でした。

続いて、べにふうきの緑茶にオリゴ糖を混ぜて飲んでみることにしました。
今回使ったオリゴ糖はスーパーでも手に入りやすい水あめのような液体状のオリゴ糖です。

ゆるめの水あめのようなテクスチャーで単体での甘味は結構強く感じました。

ティースプーン1杯分のオリゴ糖を入れたべにふうきの緑茶を飲んでみると・・・

あれ?思ったより甘くないし、苦みがほとんどなくて美味しい。これはいける。

想像では独特な酸味と苦さにオリゴ糖の強い甘味が相まって甘苦い味わいになるのかと思っていたのですが、思ったよりも甘味はなく、さらに苦さに関してはほとんど感じられない程度になっていました。
飲みにくさがかなり改善されるのでぜひ試してみていただきたいです。これはかなり驚きの発見でした。

メチル化カテキンとオリゴ糖の関係

苦味が消えて味わいが調和したことについて、オリゴ糖のメーカーに問い合わせてみました。
今回使用したオリゴ糖液の成分には「乳果オリゴ糖」と原料由来の「ショ糖」、「乳糖」を含みます。
このような甘味料の中には甘味の特性のほかにも食品の性質を改善する効果をもつ糖類が多いことが分かっているそうです。そのような特性により苦味が消失したのかもしれないということでした。

ちなみに、「環状オリゴ糖」というオリゴ糖の種類は菌の餌になるという特性以外にも、メチル化カテキンの効果を消失させることなく苦味の低減に効果があったという研究結果が出ています。
メチル化カテキンは熱することで成分が浸出されますが、オリゴ糖は熱に強い特性もあることからも今回のように組み合わせて飲んだり加工するのにも最適であることがわかりました。

オリゴ糖パワー、素晴らしいですね。
今後メチル化カテキンを使った花粉症対策食品が沢山世の中に出ることに期待です!

今回のブログでは花粉症対策としてべにふうきの緑茶と腸活についてご紹介しました。
花粉症のピークが来る前に、べにふうきの緑茶と腸活で花粉症に負けない体づくりをしてみませんか。

P.S.
レストラン1899お茶の水、チャヤ1899東京では2月1日よりべにふうきの緑茶(温)を販売しています。
テイクアウトもしていただけますので、持ち帰ってオフィスやおうちでもお楽しみ頂けます。
ティーバッグ、リーフのお茶の物販販売もしています。

レストラン1899お茶の水(東京都千代田区)

チャヤ1899東京(東京都港区)

オンラインでの購入はこちら