1899 CHACHACHA Blog
健康的で豊かなお茶と食事の楽しみ方 | 1899 CHACHACHA BLOG
暑い日にはビールをグビグビ飲みたい~!!
と思う人は、決して私だけでは無いはず。
でも残念ながら、今年は新型コロナウイルスのために、
世間では多くのビアガーデンや、オクトーバーフェストなどの“ビールの祭典”が中止になっています。
そして、私たち RESTAURANT 1899 OCHANOMIZUも、
毎年、開催している「抹茶ビアガーデン」の中止を余儀なくされてしまいました・・・。
私は思うのです!
であれば、今年は今年なりの楽しみ方があるはずと。
“お茶”で美味しい食事を楽しむことにフォーカスしました。
美味しい食事へと導く“お茶の飲み方”
お茶は“嗜好品”ですが、
ご存じの通り様々な成分や効能、性質を持ち合わせています。
だから、季節や時間、シーンなどのTPOに合わせて、
また、自分自身の体調や気分などによって茶葉の種類や飲み方を変えることで
そのお茶の持つメリットをうまく得ることができます。
そして、それは食事をより美味しく楽しむことにも。
ポイントは“お茶の種類”と“お茶を口にするタイミング”にあります。
食前に。
お茶で食事の準備を。
待ちに待った料理がサーブされたからといって、
いきなり口へ運ぶのはNG!
席に着いたら、まずは、お茶を一杯。
それは何故かというと。
食事の前に飲むお茶は、のどを湿らせ、ほどよく胃を刺激します。
フレンチの食前酒のように「これから食事が始まるよ」
と身体に働きかけ心地よい食事の準備へと誘導してくれます。
ただし、空腹のときに濃いお茶(特に上級煎茶などのカフェインを多く含むお茶)を飲むと、
胃を刺激し過ぎてしまうことがあるのでほどほどに。
ちなみに、RESTAURANT 1899 OCHANOMIZUでは、
お客様が席に着かれるタイミングで、
食前茶としての「冷たい水出しの玉露」をご提供しています。
食事の入口を作るのはもちろん、
玉露の芳醇で出汁のような旨味が味覚を高め、
その後の料理の味をより繊細に感じられるようになるのです。
食中に。
煎茶で健康的に食事を楽しむ。
煎茶は人間の健康に良いとされる成分を沢山含んでいます。
緑茶カテキン、カフェイン、テアニン、ビタミンC、フッ素など・・・。
なかでも特に、注目するべきものは、煎茶に含まれる「緑茶カテキン」。
「煎茶に含まれる「緑茶カテキン(苦味や渋味の成分のもと)」は、
脂肪の吸収を穏やかにさせ、
また糖質の吸収を和らげ血糖値を低く抑えてくれるのです。
ちなみに、緑茶カテキンは高い温度で抽出されやすいので、
80度以上の高温のお湯を使うことで緑茶カテキンをたくさん含んだお茶を淹れることができます。
ただし、それだけ渋味が強く出てしまうのでご注意を。
急須で淹れる場合には、
二煎目、三煎目でも緑茶カテキンはあまり減ることなく含まれているので、
長く、たっぷりと、食事のお供になります。
さて、このように煎茶の成分ばかり取り上げましたが、
味も“さっぱり”とした飲み口なので、
幅広い料理にマッチするのも“食中茶としての煎茶の魅力の一つ”なのかもしれませんね。
RESTAURANT 1899 OCHANOMIZUオリジナルブレンドの
六煎茶をガラスポットで淹れてみました。
深い緑の水色が綺麗です。
名前の由来の通り、
全国6産地、掛川、宮崎、本山、狭山、八女、鹿児島の茶葉をブレンドしています。
食後に。
リラックス効果のあるほうじ茶で食事の余韻を楽しむ
食後は、熱いほうじ茶がおすすめ。
焙煎の過程で生まれる「ピラジン」と呼ばれる芳ばしい火香や風味の成分が、
食後の口の中を“すっきり”とさせます。
そして、他の煎茶などのお茶と比べ「カフェイン」が少ないので就寝前にもOK。
そのカフェインの少なさは、なんとコーヒーの3分の1、紅茶の2分の1に当たります。
さらに、リラックス効果のある「テアニン」も含まれていて、
お腹が満たされた食後に“幸せを感じながらまったり”とできるかも。
RESTAURANT 1899 OCHANOMIZUの ほうじ茶
立ち上がる芳醇な香りと美しいカラメル色が特徴です。
ほうじ茶の魅力は、自宅でも簡単に作れて、焙煎具合の好みも楽しめるところ。
余談ではありますが、以前の1899 CHACHACHA Blogでほうじ茶の作り方をご紹介しているので、
こちらも是非、ご覧ください!
【BLOG】フライパンで簡単焙煎!自宅で手作りほうじ茶
◆でも、飲みすぎには注意!
ここまで、“お茶と食事の楽しみ方”をご紹介してきましたが、
食事中にお茶をたくさん飲んで、お茶でお腹一杯にしてしまうことは避けた方がベター。
お茶を飲みすぎると胃酸が薄まり消化を妨げてしまったり、
料理から栄養を摂る前に満腹になり食欲が落ちてしまう恐れもあります。
それに、カフェインの過剰摂取から身体に悪い影響を及ぼすことも。
中枢神経系の刺激からめまい、心拍数の増加、吐き気などの健康被害をもたらしてしまいます。
※食品安全委員会の資料によると、煎茶には100ml中に20mgのカフェインが含まれているとされます。
日本ではカフェインの摂取許容量は定められていませんが、
カナダの保険省に沿うと「健康な成人は一日に最大400mgまで」とされています。
何事にも当てはまりますが、
お茶にも飲みすぎは注意ですね!
P.S
RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU でお茶のある美味しい食事を。
ぜひ、今回のブログのように、ぜひ“お茶の飲み方”に注目して、
自分で選んだ好みの料理と、そのタイミングに美味しいお茶でマリアージュしてみてはいかがでしょうか。
RESTAURANT 1899 OCHANOMIZUのディナーコースの
「1899選べるプリフィックスコース」がおすすめです!
旬の食材を使用した前菜・サラダ・メイン・お食事・デザートの5品のカテゴリごとから、
お好きなお料理を選べるプリフィックス形式のコース。
乾杯ドリンクの特典付きなので、食事のスタートからお茶と一緒に楽しめます。
今年は今年なりの楽しみ方。
“お茶”に注目して、
“健康的で豊かなお茶と食事の楽しみ方”をどうぞ。
RESTAURANT 1899 OCHANOMIZUのディナーコースの
「1899選べるプリフィックスコース」
おひとり様もご注文頂けるので、ゆるやかに夕食を楽しむのも良いかも。
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