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エコ生活、茶殻でお掃除したらモンスターになった|1899 CHACHACHA BLOG

2020/06/13 一服のお茶のような話 水野豊

エコ生活、茶殻でお掃除したらモンスターになった|1899 CHACHACHA BLOG

ホテル1899東京(新橋)に勤務する茶バリエ 直木紗代さんからステイホーム中、実際に茶殻で玄関を掃除してみたら驚きの結果!になったという体験リポートが届きましたので是非にご覧ください。

 

CHACHACHA通信ご愛読の皆さま、

はじめまして、1899茶バリエの直木紗代と申します。


現在、ホテル1899東京(新橋)で勤務しています。
日本茶、コーヒーを問わずカフェが大好きで、自分のインスタグラムには気になるカフェの写真をたくさん保存しています。自分でゆるやかにお茶を淹れるのも好きですが、勉強がてらお店に出向き、新しいお茶にトライするのも定番の休日の過ごし方です。

4月~5月は外出自粛からカフェに行きたくても行けない・・・
そんな日々が続いていましたが、ようやくニューノーマルで生活が戻りつつあります。  

ソーシャルディスタンスを保ちながら、
少しずつ、カフェにも足を運んでみるそんな今日この頃です。

自粛の際、おうちで過ごしていた時に、
自分の中で、いままでとは違う行動のなかから、新しい気づきがあった、
そんなお話です。

私はつい家でだらだら過ごしてしまう自分を律するためにも、
ゲン担ぎの意味も込めて、朝食後に煎茶を淹れて飲むようにしていました。 

「朝茶に別れるな」ということわざにもあるように、
朝飲むお茶は、今日一日の災いから守ってくれるものと昔から言われているそうです。

もちろん健康的な意味も込めていますが、
私は自分のためだけに丁寧にお茶を淹れるこの時間が結構気に入っていて、いまでも続けています。

外出自粛中、なかなか同僚に会えずに寂しい思いをしていた時、
茶バリエの先輩からメッセージが届きました。

 「茶殻を撒いて掃き掃除すると、茶殻の数十倍のほこりがついて“モンスター化”するよ」

 

・・・モンスター!?

 

日本茶アドバイザーのテキストで茶殻の再利用法が載っていて、知ってはいたものの、まだ試したことがありませんでした。

 茶殻を使った掃き掃除を検索してみると、こんなに!というほどたくさんのサイトが出てきました。そこでいろんなメリットが書いてあります。

 

まとめてみると、

 

1.カテキン効果:お茶を飲んだ後の茶殻にもカテキン成分は残っていて、カテキン類の消臭効果や殺菌効果を活かせること

 

2.お掃除効果:適度に水分を含んだ茶殻は吸着するので、掃除機、ほうき掃きでもほこりを立てることなく綺麗にごみを集めることができること、何よりごみを払った後のふき掃除が不要になるので、横着な私にピッタリ

 

3.虫よけ効果:茶殻が防虫に効くというのは上記のカテキン効果の拡大解釈や、風習やおまじないで用いられていたことの由来で、エビデンスは特にないようです、茶殻で玄関をお掃除するをゲン担ぎ的にするというのはありかもです

 

4.エコ効果:使うのはお茶の葉だけ、いわばオーガニックということ、使用する茶殻は捨てるはずだったものの再利用

 

オーガニック、エコ・・・

地球に優しい生活をしたいなと、最近思うことが多くなって気になるキーワードです。

 ちょうど玄関のほこりが気になっていたので

「これはやるしかない!」と実践してみました。

 

その日は、ちょうど立春から八十八夜の日。

タイムリーにいただいた狭山の新茶を美味しく飲んで、
早速その茶殻を使って玄関のお掃除をすることにしました。

やり方はとても簡単でした。

 ①水分を含んだままの茶殻を掃除したい箇所にのせる

 ②パラパラと撒くのではなく一点に茶殻をのせ、そのあと茶殻をほうきで転がすようにまんべんなく掃き掃除する。
 ※これは先輩がおすすめしてくれたやり方です

 ③残っている茶殻を綺麗に掃き、終わりです。

掃き掃除をみてみるとほこりが茶殻にまとわり付いて
茶殻が肥大化している。

 

確かにモンスターだ!

 

なんと気持ちが良い~♪

 

お掃除をちょっとサボっていた玄関も、綺麗さっぱり
ほこり一つなくなりました。

 


 

一人暮らしの狭い部屋だから小さなちりとりとほうきで十分かな、
と思いこのお掃除セットを購入してみましたが、
意外と長い髪の毛やフワフワのほこりはすぐに逃げてしまって
うまくいかなかったことが多かったんです。


 

茶殻がこの悩みを一掃してくれました。

 

茶殻がほこりを食べるようにどんどんまとまります。

 

これがなんとも言えない快感~♪

 

そして玄関がお茶の良い香りがするのも素晴らしい!

先輩によると、
お茶の葉は表面積が広く、かつ揉まれてたくさん傷が付いているので
逃げてしまうほこりをキャッチしてくれるそうです。

お茶のお稽古での体験もそうですが、
昔ながら生活の知恵や文化には現代の日常ではなかなかわからないことが多く、
お茶の世界に触れると、そういったことがたくさん詰まっていることにいつも気づかされるのです。

この茶殻で掃き掃除は畳でも大丈夫みたいです。
化学物質を使わないので、赤ちゃんがいるご家庭でも安心ですね。

 

茶殻は他にも冷蔵庫や靴箱の消臭剤、シンクの汚れとりなどにも活躍します。

美味しいお茶をいただいた後に、お掃除まで力を発揮するなんて・・・

お茶を飲んで茶殻をすぐに捨ててしまうのはちょっともったいないですね。

また新しいお茶の魅力に気づいてしまった一日でした。

 

P.S. 

後日この茶殻掃除の成果を
静岡県出身の茶バリエ先輩に自慢気に語ると、
「茶殻で掃除なんて当たり前だよ、おばあちゃんがいつもやってたからね」
と言われてしまいました・・・。

 

さすがです!

 

そのあと茶殻を使って玄関のドアの拭き掃除もしてみました。
お茶パックが家になかったのでストッキングで代用しましたが
みるみる綺麗になってこれまた気持ちよかったです。


 

5月の温かくなってきた風と共に、玄関から入ってくるお茶のいい香りに癒された、私にとってはちょっと特別なおうち時間となりました。

玉露など上質なお茶は、茶殻を食べても本当に美味しいですね。
そして、お茶を淹れても残った栄養が豊富で健康にいいんです。

これまたおすすめです。

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