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お茶を味方に!夏バテ対策!|1899 CHACHACHA BLOG
お茶を味方に!夏バテ対策!
皆さんこんにちは!
茶バリエの大平と申します。
今回はこれから来る夏と切っても切れない関係の夏バテと、そして夏バテと一見まったく関係の無さそうにみえる緑茶のお話をさせていただきます。
そもそも夏バテとは・・・・?
「夏バテがひどくて・・」「夏バテになっちゃって・・・」等々、
「夏バテ」という単語自体は今までたくさん耳にしてきましたが
そもそもどういった状態を「夏バテ」と呼ぶのか、改めて調べてみました。
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夏ばて・・・[名]夏の暑さで疲れ、動作や思考力が鈍くなること。夏負け。
(goo辞書より)
夏バテとは、「体がだるい」「食欲がない」「疲れやすい」「寝不足」などといった夏の暑さによる体調不良の総称です。
(大正製薬商品情報サイトより)
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夏の暑さが原因で起こる体調不良のことを「夏バテ」と呼び、その言葉が示す内容は様々です。
夏を生きる誰しもに降りかかる夏バテ、今年の夏は身近にある「緑茶」を意識しながら一緒に乗り越えてみませんか?
緑茶を取り入れて夏バテに勝とう!
これを書いている私自身も、夏の暑さや汗の鬱陶しさに負けて冷房の効いた部屋へ逃げ、アイスなどの冷たいものを口にして常に体の温度を下げ、少しでも涼しく過ごしたい・・と、暑さへの耐性を年々失いつつある、夏バテに負け続けている一人です。
調べてみたところ、冷たいものばかり食べたりして体を冷やすと胃腸や内蔵の働きが弱まってしまい、逆に夏バテになりやすいそうです。
私は今まで、自ら体を冷やして夏バテしやすい体を作っていたことがここで判明しました。
無知は恐ろしいですね・・・
さて、ここで緑茶の登場です。
夏バテで食欲不振になった胃腸の回復には緑茶が効きます。
緑茶はビタミンやミネラルを含んでいるほか、胃腸の働きを助ける役割があります。
緑茶は汗によって失われたミネラルを補給するのにも最適です。
ミネラルやビタミンがたくさん含まれているので、汗をかくことで体外へ出て行ってしまったミネラルをお茶で補充しましょう!
夏バテや夏の寝苦しい夜が原因で生じる寝不足にも、緑茶が助けになってくれます。
緑茶に含まれるテアニンという成分は良質な眠りを作る手助けをしてくれます。
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ここまで、夏バテに関連する緑茶の効果をかなり簡単に書いていますが「体にいいことだらけ」という印象が既に湧いてきました。
冷たい食べ物ばかり食べることによって引き起こされる体の冷え改善のためには温かい緑茶を飲むのが好ましいんだそう。
でも夏の暑い日に熱いお茶を飲むのは・・・考えただけで夏バテしそうです。
夏バテにおすすめの「水出し緑茶」
そこでおすすめは体を冷やしにくい水出し緑茶です。
水出し緑茶のオススメポイントは、氷を使用しないので冷え防止になること、そして作り方が簡単なところ!
お茶をお湯で作る時って15秒だったり30秒だったり、時間によって味の濃さや渋みが左右してくるので浸出時間が重要ですよね。
しかし水出しは秒単位で浸出を気にすることなく、ほったらかしておくことができます。
夜寝る前に作っておいて、朝起きたらお茶が出来てます。
水出しの緑茶なら、まとまった時間を設けなくても手隙の時にパパっと作れます。
味や成分にも違いが出ます。
水でゆっくり時間をかけて抽出することでより旨みが出てきます。
渋み苦みの少ない旨みのある緑茶なら、口あたりもよく飲みやすいです。
緑茶にカフェインが含まれていることは皆さんご存知かと思いますが、水出しで緑茶を作るとカフェインの量が4分の1ほどになり、カテキンの一種であるエピガロカテキンが増えます。
このエピガロカテキンは免疫細胞の一種のマクロファージを活性化する働きがあり、夏バテによる免疫力低下防止にも繋がります。
さらに、さきほど良質な睡眠をとるのに必要とご紹介したテアニンの量も増えるそうです。
夜寝る前に飲むのも良さそうですね。
水出し緑茶を作るのに、なにか特別なものは必要ありません。
お手持ちの茶葉やティーバッグでぜひ水出しのお茶を作ってみてはいかがでしょうか。
ちなみにSHOP1899ONLINEでは水出し用の八女玉露ティーバッグも販売しております。
水で2~6時間かける淹れ方がおすすめの作り方です。
玉露はお茶の中でも特にビタミンCが多く、玉露100mlにはレモン1個(およそ19mg)と同じくらいのビタミンCが含まれているとのこと!
夏バテ対策の他にも、緑茶は体に良いこと尽くし。一石何鳥でしょう・・・
今年の夏は緑茶と共にすごして夏バテ回避!
たくさんの種類のお茶を揃えなくても、なにかひとつ緑茶がおうちにあれば夏バテ対策が出来そうな気がしてきました。
飲み物ひとつで対策ができるのはすごく気軽ですね!
普段、ホテルスタッフとしてシフト制の生活をしている私は、生活リズムを一定に保つことはなかなか難しく、なおかつ怠けがちな性格ゆえに、夏でなくても夏バテのような時があります。
そして今年もきっとマスクと一緒に過ごす夏が始まることでしょう。
夏の暑さに加えてマスクの呼吸のしづらさ、夏は特にマスクたった1枚だけでもあるとないとでは気持ち的には大違いですよね。
「外は暑いし、暑い中マスクをつけるのは息苦しくてしんどいし」
と、時間の許す限り涼しい部屋でゴロゴロして夏バテ一直線の自分の姿が目に浮かびます・・・
そこで、今年の夏は、いえ夏の本格的な暑さが来る前の今時期から、緑茶を取り入れて夏バテ対策をしようと思います。
日中の気温の高い時間帯には水出しの緑茶をこまめに飲んで、胃腸を健やかに。
たまに涼しい夜が来たら、寝る前に温かい緑茶を飲んですぐ寝ることにします。
朝から晩まで緑茶を生活に取り入れることで「よし、緑茶も飲んだし、大丈夫!」と気持ちの面でも助けになってくれるはず。
ちなみに、夏バテ以外にも日焼け防止に緑茶が活躍するそうです!
外に出掛ける予定のある日も、特に何もせずおうちでゆったりする日も、緑茶は常に用意しておくと良さそうですね。
さて、今回は夏バテへの心の準備も兼ねて、夏バテと緑茶の話をしました。
成分の話など、詳しく調べていくととどうしても専門用語だったりカタカナが多くなりがちですが、掻い摘んで簡単にご紹介いたしました。
皆さんもぜひ、夏バテ対策や健康な体づくりに緑茶を取り入れて、今年の夏を一緒に元気に乗り越えましょう。
暑さが落ち着いて涼しくなる頃に、「去年の夏より元気に過ごせた気がするな」と思えたら嬉しいです。