◆日本人として和食を知らねば!!
もちろん、日本人として
和食、料理を知ること自体が意味あることだと思うのですが、
そのルーツを知ることは、「さらに料理を美味しくいただく」コツだと思うのです。
最近は、その辺を”ゆる~く”、
関連する書籍やインターネットで調べたり、料理人に聞いたりなどして勉強しています。
また、そんななかでの、発見、感動やらを、このブログに書き留めて共有できたらいいなぁ、
と思いましたので、(ちょっと自己満足気味になるかもですが・・・)
不定期で連載していきます。乞うご期待!
◆今回のテーマは豆富!!
記念すべき初回は、私が好きな「豆腐」がテーマです。
今や、スーパーや、コンビニでも見かけられて、
そのお買い求め安さから「THE・庶民の味方!!」とでも言えそうな、
とても身近な食材ですね。
でも、途轍もなく長い歴史があるのです。
まずは、そのルーツから紐解いていきましょう。
◆豆腐の歴史
豆腐業界の振興・発展を目指す「一般財団法人 全国豆腐連合会」によると、
こんな歴史があるとのこと。
“古くは奈良時代(710~784年)に、中国に渡った遣唐使の僧侶等によって伝えられたとされていますが、明確な記録はありません。豆腐が記録として登場したのは、寿永2年(1183年)、奈良春日大社の神主の日記に、お供物として「春近唐符一種」の記載があり、この「唐符」が最初の記録といわれています。いずれにしてもわが国で豆腐が造られたのは、奈良・平安時代からといえそうです。
当初は、寺院の僧侶等の間で、次いで精進料理の普及等にともない貴族社会や武家社会に伝わり、室町時代(1393~1572年)になって、ようやく全国的にもかなり浸透したようです。製造も奈良から京都へと伝わり、次第に全国へと広がっていきました。
本格的に、庶民の食べ物として取り入れられるようになったのは、江戸時代です。天明2年(1782年)に刊行された豆腐料理の本「豆腐百珍」は、爆発的な人気を呼び、翌年「豆腐百珍続編」、翌々年「豆腐百珍余禄」が出版され、当時ブームとなった料理本〈百珍物〉のさきがけとなったといわれております。当時の豆腐の普及ぶりがうかがえます。
その後、豆腐は全国の津々浦々まで普及し、今日では健康食品、ダイエット食品としても注目され、広くご支持頂いているところです。(一般財団法人 全国豆腐連合会より 引用)”
一般財団法人 全国豆富連合会 ~豆腐の歴史~