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2025年の立春はいつ?立春とは|1899 CHACHACHA BLOG
2025年の立春はいつ?立春とは。
日本茶好きの方は、立春と聞いて、八十八夜を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。立春から数えて88日目にあたる八十八夜は、茶摘みが始まる目安の日として広く知られています。このように、立春は単に春の始まりを告げる日であるだけでなく、その後の季節の移ろいと深く関わりを持つ重要な節目といえます。
さらに、旧暦では立春が正月と密接に結びついていました。立春の前日は節分として邪気を払う行事が行われ、新しい年を清々しい気持ちで迎える準備が整います。また、立春の日は、家の中に「正月大吉」の札を貼る習慣があるご自宅も多いのではないでしょうか。
2月2日(日)には、レストラン1899お茶の水で、立春の節目に、狭山市の宮野園様のご協力を得て、焙炉(ほいろ)を使ってお茶を仕上げるイベントを開催します。多くの方のお越しをお待ちしております。
立春とは
立春(りっしゅん)は、二十四節気の一つで、暦の上で春が始まる日とされています。日本の旧暦では、立春は新しい一年の始まりを象徴する特別な意味を持っています。”季節の節目”であり、自然の移り変わりを敏感に感じ取り、生活に取り入れる日本文化の象徴とも言えます。
また、前日は「節分」と呼ばれ、邪気を払うための行事として豆まきが行われます。新しい季節を迎える準備のクライマックスとしての役割を果たします。
2025年の立春はいつ?
2025年の立春は、2月3日です。この日は、暦の上で冬から春に移る日とされています。正確な日付は固定されておらず、太陽の動きに基づく二十四節気の計算によって決まるため、年によって前後することがあります。
毎年同じ日ではない理由
立春の日付が毎年異なるのは、地球が太陽の周りを回る周期(約365.24日)が1年(365日)と完全には一致しないためです。この微妙なズレを補正するために、閏年や二十四節気の調整が行われ、結果として日付も変わることがあります。
立春と春分の違い
混同されがちな”春分”も二十四節気の一つですが、これらは異なる意味を持ちます。立春は春の始まりを象徴する日であるのに対し、春分は昼と夜の長さがほぼ等しくなる日を指します。2025年の春分は3月20日です。
立春から春分までの約1か月半は、まだ寒い日が続くことが多いですが、少しずつ日差しが柔らかくなり、植物が芽吹き始めるなど、自然界に春の兆しが見え始める時期です。
2025年を迎える心構え
立春は、暦の上で春が始まる大切な日。日本では古来から、特別な意味を持つ日として祝い、希望を持って新しい季節を迎えてきました。現代でも、節目として、新しい挑戦を始めたり、目標を立てたりするのも良いかもしれません。
また、関連する行事や風習を楽しむことで、四季の移り変わりを実感し、日本ならではの季節感を楽しむことができます。例えば、節分で豆まきをしてから迎えることで、心も住まいも清められた状態で春を迎える準備が整います。
新茶を楽しめる時期が少しずつ近づいています
2025年の立春は、2月3日。
この日は、新しい季節の始まりを告げると同時に、日々の生活に自然のリズムを取り入れる絶好のタイミングです。持つ深い意味を感じながら、日本の四季折々の美しさを楽しんでみませんか?
また立春から八十八日目は、八十八夜。
新茶を楽しめる時期が少しずつ近づいていますね。
まだまだ寒いので、温かいほうじ茶でも飲みながら、その時期を楽しみに待ちましょう。