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緑茶の効能一覧|1899 CHACHACHA BLOG
2022/04/16 一服のお茶のような話 濱田裕章
緑茶の効能一覧
歴史の長いお茶文化。そんなお茶ですが、当初は「薬」として服用されていたと言われています。鎌倉時代に、栄西が中国・宗からお茶を持ち帰り栽培が始まったと言われていますが、その栄西が記した「喫茶養生記(きっさようじょうき)」。この中に「茶は、養生の仙薬なり。延命の妙薬なり。」と記載があります。中国ではお茶が薬として服用されていたようで、当時の日本でも健康のために飲まれ、貴重なお茶は一般庶民は飲むことができなかったとのこと。
今回は、そんな薬として飲まれていたお茶・緑茶の効能をご紹介します。
緑茶の効能種類一覧
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【発ガン抑制作用】
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【血中コレステロールおよび血圧上昇抑制作用】
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【抗菌作用】
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【老化防止】
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【虫歯予防・口臭予防】
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【疲労感の除去】
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【風邪予防】
緑茶の渋み成分であるカテキン類は、発ガン抑制作用があります。多くの研究成果が報告されており、お茶の生産地では胃ガンによる死亡率が低いという報告もあります。
同じくカテキン類は、悪玉コレステロールの増加を抑える効果も。血中コレステロールが高くなると、動脈硬化、大動脈癌、あるいは心筋梗塞や狭心症などの虚血性疾患を引き起こす原因に。コレステロールには悪玉と善玉があります。善玉コレステロールは、血管壁などからコレステロールを取り去り肝臓へ回収する体に良い働きをするコレステロールです。緑茶のカテキン類は、善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールだけを減少させるという素晴らしい働きがあります。また、これに加えて、緑茶に含まれるビタミンCもコレステロールを排出する働きがあり、コレステロール値を下げる役目を果たしてくれます。
カテキン類の中でも最も多いエピガロカテキンガレート、このカテキンは、最も殺菌力が強く、細菌の細胞膜を破壊して殺菌するとのこと。ウイルスの活力を奪い、インフルエンザなどの風邪予防にもつながります。
老化とは細胞機能が低下していくこと。老化を防ぐにはAGE(Advanced Glycation Endproducts)と呼ばれる終末糖化産物(強い毒性を持ち、老化促進の元凶として注目される物質)を増やさないこと。食べ物から摂取するのを控えることと合わせて大切なのが、AGEを体内で作らないこと。このAGEを体内で生成することを抑制する抗糖化作用のある成分の「カテキン」と「ケルセチン」を多く含んでいるのが「緑茶」です。
緑茶に含まれているカテキン類により、細菌の繁殖が抑えられ、異臭の発生を防止します。また、フッ素が虫歯に抵抗力のある歯質を作り、虫歯予防にも役立ちます。食事の後は、お茶を飲みましょう。
緑茶の苦み成分であるカフェイン。最近だと敬遠されがちな成分の印象もありますが良いことも。大脳中枢神経を刺激することによる覚醒作用で意識をハッキリさせます。またカフェインは運動中の脂肪燃焼を助ける効果や、利尿作用など、健康効果が期待できるのです。
緑茶に含まれるビタミンC。実は急須で淹れたお茶1杯で一日に必要な10分の1の量を摂取することができるとのこと。ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素。 肌のハリ、シミ予防などの美容効果、免疫力を高めて風邪をひきにくくする効果、ストレスの緩和など、様々な効果があるのです。
緑茶の効能、副作用は?
ここで紹介しきれない緑茶の栄養素もあり、昔の人が薬といったのが納得のお茶。そんなお茶ですが、飲めば飲むだけ健康になるのでしょうか。“過ぎたるは猶及ばざるが如し”、過剰な栄養はマイナスに働く気もしますね。メリットばかりのお茶の副作用とは。
カフェインの摂りすぎ
先ほど紹介した通り、身体に良い栄養素のカフェインですが、摂取しすぎは禁物です。睡眠障害や神経過敏になることも。また中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、吐き気などの健康被害につながります。農林水産省のHPでは1日当たり400mgまでと記載があります。100mlのお茶に20mgのカフェインが含まれるとされているので20杯分。他の食べ物や飲料からも摂取されるので、飲みすぎ、食べ過ぎには気をつけましょう。
シュウ酸の摂りすぎ
緑茶以外にもほとんどの食品に含まれているシュウ酸。シュウ酸の過剰摂取は尿路結石症につながります。シュウ酸を多く含む食品として、葉菜類の野菜、タケノコ、紅茶、珈琲、お茶(特に玉露、抹茶)、バナナ、チョコレート、ココア、ピーナッツ、アーモンドがあります。シュウ酸の上限数値目安は調べる限り見当たりませんでしたが、偏った食生活をしていなければ大丈夫とのこと。バランスの良い生活を心がけましょう。
カテキンの摂りすぎ
他の栄養素に比べて、カテキン類の副作用の心配はないようです。むしろ脂肪燃焼につながるとのこと。ただし、貧血の方は鉄分の吸収を抑えてしまうので、食事中、食事前後はカテキン類を多く含む食品を控えることが推奨されています。
「朝茶は七里帰っても飲め」。
朝のお茶は災難よけなので、飲むのを忘れて外に出たら、たとえ七里(約27キロ)の道を帰ってでも必ず飲むべきだということわざ。その他にもお茶に関することわざは多くありますが、お茶がなぜここまで長い間多くの人に愛されてきたか、効能を通してもわかりますね。
1899ではお茶を飲む時のほっと一息つく時間を大切にしています。
そんなお茶と共に過ごす時間も、お茶の効能のひとつではないでしょうか。
お茶でほっと一息つく時間を過ごす「チャヤ1899東京」
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