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緑茶の癒し効果 -緑茶を飲んで、香って、癒される-|1899 CHACHACHA BLOG

2022/11/12 一服のお茶のような話 hikaru no CHA

緑茶の癒し効果 -緑茶を飲んで、香って、癒される-|1899 CHACHACHA BLOG

緑茶を飲むとほっとする。
皆さんも、そんな経験ありませんか。

実は、緑茶には“癒し効果”と“ストレス軽減効果”があるのです。

今回は、そんな緑茶の癒し効果について綴ります。
ちょっとお疲れの皆さん、ぜひブログを読み、緑茶を手元に用意して一息つきませんか。

    • 目次

緑茶の癒し効果とストレスの軽減効果

緑茶、紅茶、ほうじ茶など、様々なお茶がありますが、なかでも癒しとストレスの軽減と癒しを求めるには緑茶が一番!

その理由は、茶葉の製造工程にあります。緑茶は茶葉を発酵させずに製造されるので、生葉に含まれる成分があまり損なわれないのです。そんな含有成分の中でも、特にテアニンがストレス軽減と癒しに効きます。

では、テアニンの成分にどのような特徴があるのかを紐解きましょう。まずは、テアニンとは何であるかをご紹介します。テアニンとは、緑茶に含まれているアミノ酸の一種のこと。他の食材と比較すると、特に緑茶に多く含まれている成分であることが知られています。味の側面でみると、緑茶の甘味とうま味成分を構成する成分になります。直射日光に当たる時間が少ない茶葉ほど豊富で、つまり被覆して栽培される玉露などに多く含有します。

そして、テアニンがもたらす効果には、心身を癒す効果やストレス軽減、不眠改善、認知症の予防などがあります。さらに詳しく説明すると、血管を拡張させ血行を良くし筋肉を緩めて体の緊張をほぐす効果や、逆に興奮に作用する神経伝達物質であるグルタミン酸やアスパラギン酸の働きを阻害し心身の興奮状態を抑えてくれます。

緑茶を飲んで癒される
さて、ここまでは緑茶を飲むとテアニンによる心身を癒す効果とストレスの軽減効果を得られることを紹介しましたが、皆さんが美味しい緑茶を楽しめるように1899で販売している煎茶(煎茶は緑茶のなかの一種です!)である『六煎茶』を例にして、“おすすめの淹れ方”をご紹介します。

①湯冷ましにお湯を注ぐ
ぐらぐらと煮立った約100℃のお湯を、まずポット等に移し、それから湯冷ましに注ぎます。

-ポイント!-
お湯は器へ移すごとに約10℃下がるので、この特性も利用しつつ茶葉を急須に入れるまで湯を冷まして、約80℃で日本茶を淹れます。90℃以上だと渋味成分(カテキン)が多く溶出し、渋味が強い日本茶になってしまいます。一方で、約80℃で淹れると渋味を抑えられて、旨味(テアニン)が多いお茶となります。また、使用する水は、ミネラル成分が少ない「軟水」が適しています。

②茶葉を入れる
次に人数分の適量の茶葉を急須へ入れます。

-ポイント!-
2人分では茶葉4g 3人分では茶葉6g 5人分では茶葉10g が適量。しかし、1人で飲むときには、茶葉を4gほど多めに入れて‟しっかりとした味や風味”を楽しむのもオススメです。

③お湯を入れる
先程の湯冷ましのお湯を急須へ注ぎます。注ぎ終えたら蓋をして30秒程待ち(深蒸しではない、普通煎茶の場合は60秒ほどお待ちください)、茶葉が開き浸出するのを待ちます。

④お茶を注ぐ
時間が経ったら、いよいよ湯呑みにお茶を注いでいきます。このとき、リズミカルに急須を前後に傾けては水平にし(この動作を‟急須の手返し”と言います)、急須の中の茶葉を揺らして、旨味・苦味・渋味を抽出していきます。最後の一滴には旨味が凝縮されていますので、急須の中にお茶が残らないように注ぎ切りましょう。注ぎきったら完成!

⑤完成です!
味だけではなく、お茶の色「水色(すいしょく)」を見たり、香りの繊細さや力強さを楽しんだりするのもまた一興です。

また、動画でも1899の日本茶インストラクターの坂上が「おいしいお茶の淹れ方」を紹介しております。ぜひ、ご覧ください!

動画を見る

緑茶の香りで癒される
緑茶は、飲むだけでなく、香りからも癒しを得られます。
成分を例に挙げると、緑茶や植物特有の新鮮な青葉の香りを感じられる「青葉アルコール」や、緑茶を熱したときに香る「ピロール、ピラジン」が癒し効果をもたらします。

緑茶の香りを楽しむ際に活躍するのが「茶香炉」です。茶香炉とは、お茶の葉に熱を加え、そのお茶の香りを楽しむための香炉のこと。茶香炉では主に緑茶茶葉を利用するのが一般的とされており、中でも熱を加えても焦げにくい茎茶が適しているとされています。緑茶の香りには癒し効果のほか、疲労回復効果、消臭効果などの日々の生活に役立つ様々な効果もあります。

写真のように、茶香炉のお皿に緑茶の茶葉を乗せて、キャンドルなどの火で熱します。茶葉の量は4g~6gほどがベスト。10分程で緑茶のふんわりと淡い香りが立ちこめます。また、茶葉が焦げるのを防ぐため約15分ごとに茶葉をスプーンでかき混ぜましょう。お茶の香りを楽しめる持続時間は約40分から1時間です。

ぜひ、いつもの生活に緑茶の香りもプラスして、癒しを得てみてはいかがでしょうか?!

1899の緑茶で癒しを
1899では、SHOP 1899 ONLINE にて煎茶を販売しています。ぜひ、皆さまも煎茶を淹れて、日々の生活にお茶で一服の時間を加えませんか。


SHOP 1899 ONLINE はこちら

六煎茶とは、その名の通り、鹿児島県、宮崎県、福岡県、静岡県(2地域)、埼玉県のお茶、計6地域のお茶を合組した1899オリジナルブレンド煎茶。茶葉とティーバッグの2種類で販売しているので、生活スタイルに合わせてお楽しみいただけます。


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