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朝茶の健康効果~東京タワーで茶道体験「朝茶の湯」~
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2022/01/22 茶を食す話 濱田裕章

朝茶の健康効果~東京タワーで茶道体験「朝茶の湯」~<br />|1899 CHACHACHA BLOG


東京タワーに朝茶に行ってきました

年が明けて、何か心身を清めることをしたい!
初詣だけでは物足りない!
ということで、お正月ムードがなくなってきた週末の早朝・朝8時30分に東京タワーに行ってきました。
東京タワーでは“天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」”と題して、朝活ならぬ朝茶イベントを開催しています。高さ150メートルの展望を見ながら、茶の湯を楽しむ時間です。茶の湯に欠かせないお茶道具は、その一つひとつが伝統工芸作家の手により作られており、江戸時代から代々継承されてきた全国の工芸作家の中より、厳選された作品が用いられるとのこと。
1899メンバーとしては、是非お邪魔しておかなければ、ということで快晴の土曜日、まだ朝早く人が少ない御成門駅から東京タワーに向かって、冷たい風を受けながら清々しい気持ちで歩いていきました。

朝茶の魅力

お茶に関することわざは多くあり、その中でも朝茶に関するものも多くあります。

「朝茶は七里帰っても飲め」
飲み忘れていたら、遠くから帰ってでもお茶は飲んだ方が良い。

「朝茶は福が増す」
文字通り朝にお茶を飲むと福が増す、良いことがある。

「朝茶に別れるな」
毎朝、お茶を飲みなさい。

朝茶の魅力とは、その健康効果について語られており、身体に良いものを朝飲む、という視点でのことわざです。

そもそも朝茶とは良いものなのか

「朝茶は七里帰っても飲め」、「朝茶は福が増す」、「朝茶に別れるな」。
他にも「朝茶」に関することわざはありますが、これらは全て「毎朝、お茶を飲むことが大切」ということを伝えるものです。

なぜ、朝にお茶を飲むことがこんなにも大切と考えられていたのでしょうか。
お茶は古来、薬として飲まれていた、というのはお茶好きの方なら一度は聞いたことのある話かと思いますが、まだ科学的な分析も行われていないであろう時代から、人々はお茶の健康効果を感じていたのでしょう。
現代では、一日の栄養を取り込む朝に、お茶のカフェインやテアニン、カテキンなどが効果的と考えられています。カフェインは眠気をとる覚醒効果が、テアニンのストレス緩和作用で眠気が残る朝に落着きを、カテキンにおいては、抗ウイルス作用や、免疫力アップ、血糖値上昇の抑制、口臭予防など、多くの効果が期待でき、昔の人はこれらの効能を身体でしっかりと感じていたのでしょう。

朝茶の健康効果に加えてマインドフルネス

話を戻して、150メートルの天空(メインデッキ1階)で早朝にいただいたお茶は貴重な時間となりました。お茶は飲むお茶の種類によって栄養素も異なりますが、今回は「天空での茶道体験」ということで「抹茶」をいただきました。
東京タワーの社員でもあり、裏千家の准教授でもある森宗勇氏のユーモア溢れるお話を聞きながら、お茶を点てていただく様子を見て、朝日を浴び、抹茶をいただく。
先ほど朝茶の栄養素の話をしましたが、これは栄養以前に心が洗われるマインドフルネスな時間なのでは、と感じます。
例え自宅でお茶を淹れているだけにしても、急須に茶葉を入れることからの一連の動作、その時間、そして時間をかけて淹れたお茶を口にした時の何とも言えない落ち着く気持ち。
朝茶の真髄はここにあるのではないか。
先人達から伝えられてきた言葉を否定することはできませんが、身体の健康よりも心の健康を感じた早朝の東京タワーでした。
※本ブログ記事・画像は、株式会社TOKYO TOWER確認のもと掲載させていただいております。

東京タワーからの景色(富士山方面)