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【BLOG】1899濃茶ラテ、ボーノ!?

2020/01/25 茶を食す話 水野豊

【BLOG】1899濃茶ラテ、ボーノ!?

1899として待望の
日本茶カフェ
CHAYA 1899 TOKYOが2020年2月21日にスタートします。

 1899抹茶ラテ

このオープンに合わせ、
新しいお茶メニューが開発がされたのですが、
悩ましいのが内容もさることながら、
実は商品名なのです。

お客様に長く愛していただける名前、
メニューの内容のよさが伝わる名前、
それだけにこだわり過ぎて奇妙な名前になるのもよくありません。

一旦、商品名が決まってからも、
本当にこれでよいのか結構悩んでしまうものです。

先日、CHAYA 1899 TOKYOの
シグニチャーメニュー「濃茶ラテ」について、
1899のデザイナーとこんなやりとりがありました…。

私「ラテってイタリア語で牛乳だから、ようは濃茶牛乳だよね」

デザイナー「でも濃茶牛乳だと響きがちょっと銭湯っぽい感じがしますネ」

私「銭湯って、あの腰に手をあてて仁王立ちでグビグビ飲むイメージ?」

デザイナー「抹茶ラテとしてカフェでは浸透しているので、ラテで認知されやすいと思いますよ」

私「うーん、そもそもラテの定義ってなんだっけ」

デザイナー「ちょっと、いまさらですか…」

ということで、改めて抹茶ラテ、濃茶ラテについて考察しました。

ラテという言葉はカフェなどで一般的に使われてますが、
そもそもイタリア発祥のコーヒーの飲み方のひとつ、
カフェラテからきています。
ラテ自体はミルクの意味なので、
イタリアでラテと注文するとミルクそのものが出てきます。

この飲み方の特徴は、
別の飲み方としてフランス発祥のカフェオレと比較されることが多いようです。

正しくは、
カフェ・オ・レ café au lait
“cafe”がコーヒー、”au”が前置詞、”lait”がミルクを意味します。
イタリア語ではカフェミスト caffe mistoといいます。

コーヒーとミルクの割合は1:1で、
コーヒーはドリップコーヒーを使います。

ドリップとは、
コーヒー粉にお湯を注いで抽出する方式です。

一方のカフェラテは、
正しくは、
カフェ・コン・ラッテ Caffè con Latte
“Caffe”がコーヒー、”con”が前置詞、”latte”がミルクを意味します。

コーヒーとミルクの割合は1:5で、
コーヒーはエスプレッソコーヒーを使います。

エスプレッソとは、
専用マシンで高圧力をかけ、30秒ほどの短時間で抽出する方式です。

ちなみにカフェラテという言葉自体は、
アメリカのシアトル系コーヒー文化において作られた造語で、
たしかに有名なスターバックスのメニューリストをみると
カフェミストとカフェラテという表記ですね。

また、
カフェはフランス語、イタリア語ともコーヒー全般のことで、
カフェオレ、カフェラテも言葉はコーヒーとミルクを意味します。
フランスでもカフェオレをエスプレッソで作るケースがあるなど、
そのレシピや定義はそれぞれのところがあります。

ただ、一般的な解釈として
カフェオレは、
コーヒーの芳しい味わいとミルクの甘みの絶妙なハーモニーを楽しむ飲み物、

カフェラテは、
うまみが凝縮されたコーヒーにたっぷりのミルクを注ぎ、
コーヒーの本来の苦みをエッセンスとして楽しむ飲み物と定義しました。

そして、
抹茶は茶葉そのものをいただく、
うまみが凝縮されたお茶で、
コーヒーでいうところのエスプレッソに当たり、
これにたっぷりのミルクを注いで飲むので、
まさに抹茶ラテ、濃茶ラテとは言い得て妙だと思いました。

CHAYA 1899 TOKYOの
シグニチャーメニュー
「濃茶ラテ」の濃茶については、
1899日本茶インストラクターの 説明によると

「濃茶ラテは、
抹茶の量がお客様の好みに応じて3グラムから6グラムまで選べます。
多量の抹茶を使って練るようにお茶を点てるので、
まさに濃茶という名前が相応しいです。」

なるほど、
私の社会人スタートは、銀座の並木通りにあるホテルだったのですが、
最初の配属は路面にあるカフェでした。

ホテルのゼネラルマネージャーが毎朝、新聞片手にそのカフェに訪れて、
「エスプレッソ・ダブル」を注文するのでした。

若かりし頃、
「違いが分かる男…」のインスタントコーヒーしか飲んだことのない私は、
その光景に憧れて、それ以来エスプレッソはダブルです。

当然に、
濃茶ラテは6gで間違いありません。
私の定番ラテになりそうです。
いまから、注文して飲むのがとても楽しみです。

「お茶と共に過ごすゆるやかな時間」をあなたに。

P.S.
CHACHACHA通信の読者様限定
CHAYA 1899 TOKYOプレオープニング・イベントを実施します。

CHACHACHA通信から招待メールを近日お届けします。
ご期待ください。