新茶摘み体験バスツアーに行ってきました♪
狭山まで茶摘み体験バスツアー!
何とか天気も回復しました!
先日、1899が主催する「茶摘み体験バスツアー」が開催されました。 1899では、「1899ティーカレッジ」という日本茶セミナーを不定期開催しています。お茶の飲み比べをしたり、オリジナルのブレンド茶を作ったり、普段はレストラン1899お茶の水の店内で開催しているのですが、その特別編として年に一度、新茶の茶摘み時期に、狭山の茶園に赴き茶摘みを体験するというバスツアーを開催しています。 その1899ティーカレッジの、第19回と第20回として開催されたのが「茶摘み体験バスツアー」です。今年は、ご好評により狭山を舞台に初めての2回開催となりました。 6月16日(日)の第20回に、私も同行してきましたので、狭山での様子をお届けしたいと思います。 当日の集合は、朝9:00、レストラン1899お茶の水です。前日までの長雨でできた水たまりが残るような状況でしたが、当日は晴れ間がのぞく中、お客さまをお迎えすることができました。
受付を済ませたらバスで狭山へ
受付を済ませたら、早速貸し切りバスに乗車いただきます。行き先は、お茶所として有名な、埼玉県の狭山です。
ナビゲーターとしてお客様と一緒に同行するのは、日本茶インストラクターの一期生としてご活躍されている、竹内ひさ代先生、同じく日本茶インストラクターの二宮斉子先生、そして昨年見事試験に合格した、日本茶インストラクターのタマゴ、1899の坂上克仁の3名です。
バスの中から早速お茶についての説明を聞き、今日一日の狭山での茶摘み体験への期待感も高まります。
茶摘み体験の舞台、狭山へ到着
東京を出発して約一時間後、到着したのは、狭山茶の製造販売を行っている宮野園(埼玉県狭山市)です。 迎えてくれたのは、一面の茶畑と、全国茶商工業協同組合連合会認定の「茶匠」、宮野圭司さん。 今日一日、茶摘み体験、よろしくお願いします!
ウェルカムドリンクとして、自宅ではなかなか飲む機会のない玉露を淹れてくれました。 使用しているのは、「絞り出し」という珍しい急須です。 こんな茶器が使いこなせたら格好いいですよね。
淹れていただいた、一煎目の玉露がこちら。
色は薄めで、ごく少量なのですが、見た目からは想像できない程の濃厚なうまみが口いっぱいに広がります。
煎を重ねていくと、色は濃くなっていき、びっくりするほど濃かったうまみは落ち着いて、だんだんと慣れ親しんだお茶の味に近づいていきます。
味の変化を楽しんだ後は、茶葉そのものもいただきました。
玉露のおもてなしを満喫したあとは、茶摘み体験の前に、ほうじ茶づくりと、お茶の飲み比べを体験いただきます。
自分好みの深さまで焙煎する「マイほうじ茶」を作りでは、甘みを楽しむなら浅めの焙煎、ほうじ茶ラテにして飲むなら、超深煎りがおすすめ、というアドバイスを伺いながら、皆さん思い思いに火にかけられています。
飲み比べ体験では、4種のお茶を飲み比べて、どの産地の特徴に合致するのかを当てていただきます。
皆さん、真剣です。
全種類の産地を当てられたお客様は、1名でした!
すべて当てるのは難しいのですね。
ちなみに、1899の坂上も無事に全問正解していました!さすが日本茶インストラクターです。一安心。笑
その後、1899特製のお茶尽くし弁当を味わっていただいたあとは、いよいよ茶摘み体験です。
茶摘みのコツは一芯二葉を摘むこと
茶摘み衣装に着替えたら、茶摘み体験スタートです♪
おいしいお茶を作るためのコツは、「一芯二葉」を摘むこと。先端の「芯」と、その直下の2枚の葉の部分だけの、生まれたてのやわらかい部分だけを摘み取ります。
手摘みの新茶って、贅沢ですね。みんな茶摘み体験を楽しんでいます。
茶摘みしたばかりの茶葉を使って、家庭で手作り茶を作る方法も教えていただきました。過熱と手もみを繰り返すことで、だんだんと販売されている茶葉の状態に近づいていきます。こちらも多くの人が初めての体験。
狭山での茶摘み体験の〆は、宮野さん特製の新茶の天ぷらと、高級煎茶と玄米がけソフトクリーム。煎茶塩をつけて食べる、摘みたて・揚げたての茶葉は、お茶の苦みを感じつつも、茶葉がややわらかくて、新茶本来の味をまるごと味わえます。
ソフトクリームも、狭山の煎茶をたっぷりかけていただきました。暑い中の茶摘みの後に最高です。
お茶尽くしの一日でした!
こうして第20回1899ティーカレッジ「茶摘み体験バスツアー」は、アットホームな雰囲気の中幕を閉じました。
狭山でのお茶尽くしの一日を満喫していただきましたら幸いです。
日本茶の素晴らしさ、楽しみ方を伝えられる「お茶と共に過ごすゆるやかな時間」をお届けしたいという思いで開催している日本茶セミナー1899ティーカレッジ。
茶摘み体験を含む次回の開催も、決定次第メールマガジンや、公式HP、SNSなどでご案内させていただきます。
ご期待くださいませ!
2019年6月19日
広報部 山口