春といえば茶摘み!体験したことありますか?
新茶時期の茶摘み体験
茶摘み衣装で茶摘みを体験してみては
最近ではコーヒーや紅茶に負けじと日本茶の人気が高まっています。
私も最近よく目にしますが、東京では日本茶カフェが多くオープンし、お店の雰囲気もこれまでの日本茶のイメージを覆すようなオシャレなものばかりです。
そんな日本茶ですが、多くの方が注目するのはやはり新茶の時期。
ワインにもぶどうの収穫時期があるように、お茶にも注目される時期があるのはご存知でしたか?
新茶は例年ゴールデンウィーク前後の時期から楽しむことができます。この時期に合わせて各地で茶摘み体験が開催されています。
新茶の時期は飲むだけでなく、茶摘み体験ができる貴重な時期でもあるのです。
ちなみに茶摘み衣装はご存知ですか?
丈が短い着物に赤い前掛け、そしてたすきと、頭に手ぬぐいが一般的なイメージですが、場所によってはこちらの衣装を体験・レンタルさせてくれ、身も心も楽しませてくれるプランをご用意させてくれるお茶屋さんもございます。
茶摘み体験で若々しいお茶の美味しさを知る経験
茶摘み、体験されたことはありますか。
私が知り合いの日本茶インストラクターの方に伺った話では、
実は日本茶インストラクターの資格を持った方でも、茶摘み体験どころか実際に茶畑に足を運んだことがない人も少なくないそうです。
茶摘み体験はトレーサビリティを肌で感じることができるためにも重要、、、かもしれませんね。
そんな中、新茶の時期に茶摘み体験をしたことがある人はもっと少ないはず。
実際に茶畑に足を運ぶのは、普段淹れるお茶について色々考えることができる貴重な時間。
私も5月の時期に茶摘みをしたことがありますが、印象に残っているのは茶葉の香りです。
摘んだ時の茶葉の香り、手のひらで揉んだ後の変化する香り。
その後自宅に持ち帰り発酵し始めた時の香り。
お茶に詳しい方はご存知だと思いますが、緑茶や紅茶の生産過程で揉みや発酵があります。
私の茶摘み体験は、このお茶の香りの変化を、自分の手の中で感じ取ることができ、より一層お茶に対する愛着が強まる一日でした。
淹れる時は思いがこもった茶葉なので、丁寧にお湯を注ぎ、いただきました。
摘んだそのままの状態であり、火入れはしていないので、販売されているようなお茶の味ではなかったですが、茶葉の味を素直に味わえる時間でした。
またお茶は除菌や消臭効果があることは有名だと思いますが、飲んだ後の出がらしは、掃除などにも使用できたりするなど、お茶は多くの利用価値があります。
そんな茶摘み体験、気軽にできるものではないのでしょうか。
特に都心では茶畑どころか他の畑を見ることも難しい状況です。
東京近くで茶摘み体験できる場所は狭山
では東京に住んでいて茶摘みを体験したい場合はどうすればよいのでしょうか。
私のおススメは「狭山」。
狭山は埼玉県の南西部の市ですが、その周辺で作られたお茶も狭山茶と呼ばれています。
狭山と言えば、
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」
といった唄でご存知の通り狭山はお茶の名産地。
1899では毎年5月中旬の時期に茶摘みイベントを行っていますが、毎回バスで狭山まで向かっています。
1899の茶摘みイベントはもちろんですが、狭山のお茶屋さん自身が茶摘み体験を企画しているところも多くあります。
また東京から狭山まで車・バスで約1時間とアクセスも良く、気軽に茶摘みを体験するには、狭山はおススメの場所です。
茶摘みの時期は、狭山のお茶屋さん達もインターネットでもたくさん情報発信されているので是非探してみてください。
1899でも狭山へ茶摘み体験を実施
もちろん1899の日本茶セミナー1899ティーカレッジでもご案内しています。
今年も新茶の時期に狭山に向かう茶摘み体験バスツアーを開催するため現在企画中です。
近々詳細がご案内できると思いますので是非楽しみにしていてください。
この時期ならではのイベントです。
今年の新茶は是非、自身の手で摘んだお茶で。